介護施設が多様化しており、今が狙い目でしょう

玉出駅が誕生したのは、今から約60年昔の昭和半ばのこと。現在の駅の所在地は住之江区内ですが、開設されてしばらくの間は住吉区の駅でした。現在でも両方の区の住民が利用する駅であり、また西成区の住民の間でもよく知れ渡る駅です。
玉出駅は四方を宅地に取り囲まれています。駅の東側は戸建て住宅が密集する街区が目立つ一方で、駅の西側は集合住宅などをよく見かけるという特徴があります。お買い物については多種多様な商業店舗が出店している地域で、玉出本通商店街は高齢の方にとっては懐かし雰囲気があって親しみやすい商業地区です。
そのほか金融機関の支店など、日常生活必要なサービスなどは近辺でひと通り取得可能となっています。医療機関の中では住吉市民病院や、南大阪病院があります。
玉出駅は、国道26号線・府道5号線や阪神高速15号線に近い駅。路線バスについては、近所の停留所にて市営のコミュニティバスへ乗車ができます。なお駅から徒歩10分程度の位置に、南海本線の岸里玉出駅や阪堺電軌軌道の阪堺線に属する塚西停留場があります。
玉出駅は、大阪市営地下鉄の四つ橋線に所属する駅で、2区間先に終着駅である住之江公園駅があります。この終点を介して、南港ポートタウン線に乗り継ぎでき、また反対方向では4区間離れた大国町駅で御堂筋線へ乗り換えが可能。
玉出駅の利用率は、20年以上昔から低下しています。1日平均の乗降客数は、1990年代から2000年代にかけて2万1,000~2万3,000人の間で推移していました。しかし2010年代は2万1,000人を連続して下回っています。2016年の調査では、2万人を切りました。
玉出駅の周辺は、住民の高齢化が年々進行しています。介護施設を筆頭に、福祉関係のサービスの拡充に向けて官民一体となった活動が推進されてきました。このため駅から離れなくても、介護施設を大量に発見できるという状態になりました。これから施設を調べる際は、駅から3~4km程度のエリアを確認した方が良いです。駅から徒歩10分圏内の便利な施設に入ることができます。
施設の種別に関しては多様化が進んでおり、住宅型有料老人ホーム・高齢者住宅・サービス付高齢者向け住宅・介護付有料老人ホーム・グループホーム・ケアハウスと、とにかく幅広いです。