パノラマ
団地の公園内に残る「砂川奇勝」の一部は一見の価値あり
昭和初期に創設された、和泉砂川駅。戦前は、「砂川遊園」の最寄り駅として利用されていました。砂川遊園は、さまざまな施設を抱えていた娯楽施設でした。その中で最大の目玉だったのは砂川奇勝と呼ばれる、砂や粘土の巨大な隆起で、独特の景観を呈していました。現在は、砂川遊園の跡地につくられた巨大な団地の中に、その一部が保存されています。和泉砂川駅の周囲は主に宅地として使用されています。長慶寺や林昌寺、一岡神社といった寺社仏閣がまだ多く残っています。この地域で最大の文化施設と呼べるのは、おそらく古代史博物館でしょう。国の史跡のほか、泉南市の歴史の研究が熱心に進められており、展示物はなかなか豪華です。
和泉砂川駅は、県道64号線や国道26号線に近い位置にあります。駅前でバスをお待ちになる場合は、南海バスグループの路線をご利用できます。また、市営のコミュニティバスにお乗りになる機会もあります。
和泉砂川駅は、JRの阪和線に所属する駅です。管内では、3種類の快速列車が常時停車する駅に選ばれています。3区間お進みになると、日根野駅に到着します。日根野駅は関西空港線と接続しているため、空路の旅行をお求めになる場合は重宝します。
日根野駅から先では、鳳駅がいちばん近いお乗り換え先です。この駅は、羽衣支線と接続しています。反対方面では、終着駅である和歌山駅までお乗り換えの機会はありません。和歌山駅ではきのくに線や和歌山線、和歌山電鐡の貴志川線へのお乗り継ぎができます。
和泉砂川駅の利用率は、20年以上前から低下しています。1日平均の乗客数を計算しますと、2000年までは5500人を超えていたことが判明します。それから10年近く経過すると、5000人を割るようになります。2014年になるととうとう、4500人を割りました。
和泉砂川駅を中心に介護施設をお探しになる場合は、駅からまずは2キロ以内の近場ばかりをターゲットにして、徐々に範囲を広げっていくっといった具合がいいでしょう。上手くタイミングが合えば、駅から徒歩15～20分くらいの場所にある施設にご入居できます。
施設のジャンルに関しては、サービス付き高齢者向け住宅の中に、最近とくに高い評価を獲得しているところが増えている様子がみられます。駅から離れたところまでよくご覧になる場合なら、住宅型有料老人ホームの中で優れたところを見つけられる可能性が一気に上がります。
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