駅周辺には商業施設やスポーツ施設も。アクティブなシニアライフの実現ならココ

南海電気鉄道の駅は改札口とコンコースが2階、ホームは3階にある高架駅。構内にはエレベーターやエスカレーターがあり、トイレもユニバーサルデザインで、車椅子の方だけでなく妊婦さんや赤ちゃん連れの方など、すべての方が使える総合多目的トイレがあります。バリアフリー対策も万全の駅と言えるでしょう。目の悪い方の為に点字ブロックもあり、今後このような駅が増えることを期待したいところです。
3階のホームには「南海本線」と「高野線」が乗り入れています。「南海本線」の方は普通列車だけでなく、特急「ラピート」や特急「サザン」、空港急行などか停車します。「高野線」の方は各駅停車の普通列車とともに特急「こうや」や「りんかん」などが止まります。
行き先も様々で、「南海本線」ホームには、上りはなんば行き、下りは和歌山市方面、関西空港方面。「高野線」の方からは、上りは萩ノ茶屋・新今宮・今宮戎・なんば行き、下りは高野山方面行きが停車。また、駅2階の改札口の前には飲食店が並び、待ち時間や乗り換えの間を有効に使える便利な駅となっています。
一方、地下鉄の天下茶屋駅の方も、バリアフリー対策は進んでおり、エレベーター、エスカレーターに加え、車イス用に多目的トイレだけでなく車イス用電話ボックスも完備。
地下にある駅には「堺筋線」が通り、直通特急「ほづ」や準急なども停車。日本橋・堺筋本町・天神橋筋六丁目方面へと向かいます。また、阪急線直通も通っており、淡路・北千里・高槻市・京都(河原町)方面へ行けるので、利用者は選択肢が豊富です。
どちらの駅も利用者が多く、南海電気鉄道 は2013年度には1日平均乗降人員は約6.5万人で、大阪市営地下鉄 は約6.7万人でした。
駅利用者の多さに比例して、駅周辺には公共施設や店などが多数立ち並んでいます。駅の西側にはカナートモールという商業施設や、フットサルなどが出来るスポーツ施設があります。そして駅の南西側には行政関係の施設や図書館などの公共施設、郵便局などがあり、西成区の中心的地域となっているのです。
このように、天下茶屋駅エリアには必要な施設などが揃っていますので、駅エリアの介護施設に入居するメリットは大きいでしょう。天下茶屋エリアにはグループホームや高齢者住宅などがあります。特に高齢者住宅なら自由もききますので、高齢者住宅のバリアフリーな空間で安心して生活しつつ、天下茶屋エリアで買物がてらの散歩を楽しむ…という余生もよいのではないでしょうか。