駅から近くて、安い介護施設にたやすくお目にかかれます

このほか、駅の近くで目にとまる施設を探すと南津守さくら公園があげられます。この中には、セレッソ大阪堺レディースのホームグラウンドが含まれています。公園内を散歩していると、試合や練習をしている姿を見かけることもできるでしょう。
西天下茶屋駅のそばには、大型の幹線道路などはありませんが、市内を南北に突っ切る道路「なにわ筋」であればそう遠くありません。この道路を通って、国道176号線などにアクセスすることは難しいことではありません。
西天下茶屋駅は、南海電鉄が管理している駅です。厳密には高野線の管内にありますが、その支線(通称は「汐見橋線」と呼ばれています)の所管となっているため、少し離れた場所に用件があるときは岸里玉出駅などで乗り換える必要があるでしょう。
岸里玉出駅では高野線の本線に接続しているほか、南海本線へアプローチするチャンスもあります。このほかの乗り換え場所は、芦原町駅と汐見橋駅となります。前者ではJRの大阪環状線に、後者では阪神なんば線と大阪市営地下鉄の千日前線に乗り継ぎできます。
西天下茶屋駅の利用率は、もともと利用客が少なかったため昨今はほとんど変化していません。1日あたりの乗降客数を確認すると、300人前後で安定しています。あえて付言すると、近年は若干の減少傾向が感じられるでしょうか。
西天下茶屋駅は、介護施設に今すぐに入居したい高齢者にとっては、とてもありがたい条件が整っています。それは「駅から歩いて数分くらいで行ける施設が、よりどりみどりであること」です。少なくとも、駅から1キロ未満の近距離の施設を探す上でこんなに恵まれているエリアは、全国的に見てもきわめてまれなことでしょう。
その上で施設のタイプはかなり多様化していますから、好みに合った種類を妥協せずに探せるエリアでもあるのです(比較的多く見つかるのは、グループホームと高齢者住宅だと思われます)。
もう1点、入居者にとって歓迎されるポイントは「入居一時金・月額使用料ともに、世間の相場より格段に安いところが多いこと」でしょう。入居一時金・月額使用料どちらも10~20万円くらいの施設が増えているのです。