岸里駅周辺は交通網発達。天下茶屋跡などの史跡もある

岸里駅は、1956年開業の地下駅で大阪市西成区の岸里1丁目に位置し、大阪市営地下鉄「四つ橋線」が乗り入れています。岸里駅には「大国町・なんば・西梅田方面行き」と、「玉出・住之江公園方面行き」の四つ橋線が発着しており、1時間に8本以上停車する時間帯が長く、日中はほとんど待たずに乗れるでしょう。
岸里駅から南海電鉄の「南海本線」と大阪市営地下鉄「堺筋線」が乗り入れる「天下茶屋駅」までは、直線距離で320mほどです。相互連絡通路はありませんが、徒歩6分ほどで移動できる距離です。天下茶屋駅の東には阪堺電気軌道「阪堺線」が走っており、「北天下茶屋駅」や「聖天坂駅」があるため、岸里駅周辺は交通網が発達した便利な場所です。
岸里駅の周辺には、西成区役所や西成区保健福祉センター、西成図書館、大阪フィルハーモニー会館、天下茶屋公園といったスポットがあります。さらに、幼稚園から小中学校、スーパー、菓子店、コンビニ、飲食店などもあり、内科や整形外科、歯科といった病院も比較的多い場所です。
また、駅エリアには天下茶屋跡、安養寺などの歴史的施設も存在します。天下茶屋跡は、豊臣秀吉が茶会をしたという逸話から「天下茶屋」と名付けられた屋敷の跡です。江戸時代には諸大名が、そして明治時代には明治天皇なども立ち寄った名所として有名です。
近年、駅エリアには住宅型の有料老人ホームやグループホーム、サービス付高齢者向け住宅などのシニア向けの施設が誕生しました。住宅型の有料老人ホームは、入居時の頭金が0円~10万円台、月額利用料は10万円未満~10万円台です。居室が充実しており、ウォッシュレット付きトイレのある個室や、ベランダ付きのワンルームのあるホームなどがあります。
一方、サービス付高齢者向け住宅は、入居時の頭金および月額利用料が10万円台~30万円台で、居室が広めのところもあります。トイレやミニキッチン、洗面台などが完備された2人部屋も用意されており、夫婦で入居して同じ部屋でのんびり暮らせます。食事は希望すれば毎日3食、栄養バランスが取れた食事を提供してもらえるのも魅力です。
岸里駅から西梅田までは電車で約14分ほど、大阪駅までも19分ほどで到着します。大阪の主要エリアまで出やすいのも岸里駅エリアの魅力です。ぜひ、岸里駅周辺のシニア向け施設もご検討ください。