安めの料金で入れてくれる介護施設の発見に苦労しません

駅にはこのほかにも富樫実の手による波型のモニュメントが飾られており、立ち寄った乗降客の目を自然と釘付けにします。このような個性が評価され、2001年に第2回の「近畿の駅百選」に選ばれたという輝かしい履歴を持っています。
その後も駅の発展は止まらず、2006年には身体障害者向けのエレベーターや多目的トイレなどが設置され、高齢者や障害者を含めたあらゆる市民に親しまれる駅に成長しています。
萱島駅はバスを使いやすい駅でもあります。バスのロータリーは駅の東側だけですが、西側にはその代わりに府道149号線の沿線に乗り場があります。京阪バスや近鉄バスが、利用者を各地に連れていってくれます。
萱島駅が所属する京阪本線は駅の数がかなり多い路線です。萱島駅に近くて乗り換えの機会をもてる駅となると、門真市駅と枚方市駅の名前があがりそうです。前者では大阪モノレール線への乗り換えが可能となりますし、後者は交野線への乗り継ぎを容易に行わせてくれます。
そして関目駅から先、発着駅である淀屋橋駅までの間にあるのは何かしらの路線との乗り換えが可能な駅がほとんどです。この区間の駅は大阪市内にあるため、市営地下鉄をはじめ多数の路線と接続しています。
萱島駅の利用率は、長い目で見ると確実に低下しています。1日あたりの乗降客数は、2002年以後は毎年30000人を下回っています。近年はそのペースはとても遅めではありますが、1年1年人数が減っていることは間違いない模様です。
萱島駅の周辺は、総じて(駅から近いとは限りませんが)費用があまり高くない介護施設に恵まれていると結論できそうです。高齢者向け住宅や高齢者向け賃貸住宅、サービス付き高齢者向け住宅やグループホームと、月額使用料が20万円以内で使用できるところが少し探してみただけでわらわらと出てくるのです。
ときどき「とにかく高い」という偏った先入観を持たれることがある介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームでさえも、その程度の費用で入れるところがこの駅の周辺にはあるのです。もちろん例外はたくさんありますから、高額な施設でも構わないという場合は月額使用料ないし入居一時金が高めになる施設を探し出せます。