新たな街へと変貌を遂げる駅で、低価格の老人ホームが見つかるお得なエリア

恵美須町駅の周辺には、通天閣や新世界、でんでんタウン、大阪市天王寺動物園などがあり、昭和の時代から商業や観光業が盛んな、活気ある地域が広がっています。一時期は各施設の老朽化も進んでいましたが、浪速区は近年再開発が積極的に行われているエリアでもあり、オフィスビルやマンション、商業施設などが続々と建てられて新たな顔を持つ街へと変貌を遂げています。それに合わせて近年には人口の増加が続いており、高齢者が住む街という側面から見ても大きな変化が起ころうとしています。
恵美須町駅を通る阪堺線は、当駅から大阪府堺市西区の浜寺駅前停留場までを結ぶ路線で、途中駅には、新今宮駅前停留場、今池停留場、今船停留場、北天下茶屋停留場、天神ノ森停留場、住吉停留場、安立町停留場、我孫子道停留場などがあります。一方の堺筋線は、大阪市北区の天神橋筋六丁目駅から同市西成区の天下茶屋駅までを結んでおり、途中駅に、扇町駅、南森町駅、北浜駅、堺筋本町駅、日本橋駅、動物園前駅などを擁しています。
阪堺電気軌道のホームは3面2線を有する地上駅で、改札がなく直接ホームに入る形式の駅舎です。堺筋線の方は1面2線の地下駅で、南北1か所ずつ改札があります。1番ホームから天下茶屋方面、2番ホームからは日本橋・堺筋本町・天神橋筋六丁目・北千里・高槻市・河原町方面が発着しています。
恵美須町駅のある浪速区は大阪市の中心部に位置しますが、その立地に比べると地価が安いことで知られていました。近年の再開発により随分と状況は変わってきましたが、それでも他の地域に比べて老人ホームなどの値段が低く保たれている傾向があることは非常に大きな点です。
施設の数自体はそれほど多くありませんが、介護付き有料老人ホームでも入居一時金を低く抑えたうえでも月額15万円前後から、あるいは住宅型有料老人ホームなどでは10万円前後といった金額から施設を見つけることもできるようです。もちろん必要なサービスが増えればそれだけ金額もかかることになりますが、それでも一度検討してみるだけの価値のあるエリアであると言えるでしょう。