中之島の近隣で、最新のテクノロジーに囲まれた生活を

渡辺橋駅から見た場合、周囲で最大のオフィスビルといえばおそらくは「新朝日ビルディング」だったでしょう。しかしこの駅が発足した翌年に取り壊されました。その後、2012年に新しいビル「中之島フェスティバルタワー」が開放され、渡辺橋駅とも地下などを介して直結する構造となっています。
もともと中之島は、地下街が発達しているため渡辺橋駅からも容易に便利な地下街に入り込めるように設計されています。渡辺橋駅から外に出ると、まったく同じ名前のバス乗り場がすぐに視界に飛び込んできます。この乗り場は、北港観光バスと市営のコミュニティバスが乗り入れる場所です。
渡辺橋駅は、京阪電鉄の中之島線の管内にある駅。まだ5駅しかない路線ですが、隣接する大江橋駅から終点となる天満橋駅まで、乗り換え場所を持った駅が3連続します。大江橋駅・なにわ橋駅・天満橋駅はいずれも京阪本線と接続している点で共通しています。
また、それぞれが異なる大阪市営地下鉄の路線と連携しています。大江橋駅は御堂筋線に、なにわ橋駅は堺筋線に、そして天満橋駅は谷町線に乗り移りできます。ちなむと渡辺橋駅は、地下を通って四つ橋線に乗り継ぎ可能です。高齢者の足でゆっくり歩いてもおそらく5分とかからないでしょう。
渡辺橋駅の1日あたりの乗客数は、毎年少しずつ上がっているところです。2010年は特に乗客が増えた年で一気に4000人を超えましたが、その後は増加のペースが控えめになっています。
渡辺橋駅の周辺は、高齢者の住まいの建造に適した土地だというイメージは希薄です。したがって、渡辺橋駅を起点にして検索するなら施設探しの中心地は3~5キロくらい離れたあたりとなります。実はこれくらい離れると、驚くほど見つけられる施設の数が急増します。交通機関については選び放題の地域ですから、駅から遠くてもそれはハンデにはならないでしょう。
ちなみに、駅から2キロ以内の近距離~中距離圏で探しても少数であれば、時間をかけずに見つけられる可能性があります。いずれにしても最新式の設備などがよく取り入れられた生活を期待できます。