駅近くの商店街の多さ・広さでは飛びぬけています

駅の周囲は、岸和田市の中心地区です。市役所や大阪府泉南府民センターといった、市はもとより泉南地域全体を統括する行政機関が置かれています、そして、駅の周囲には商店街がたくさんつくられており、買い物や憩いの場を近隣の住民に供給しています。
特に西側の商店街は、道伝いに歩いていくとショッピングモール「岸和田カンカンベイサイドモール」に通じるようになっており、年間を通して絶えずにぎわっています。金融機関の支店などの多さでも、岸和田駅一帯は群を抜いています。
岸和田駅は、出口前につくられたバスターミナルやタクシー乗り場が充実しています。一般的な路線バスについては南街バスグループの独壇場となっていますが、高速バスに関しては関東に本拠地を置く平成エンタープライズの管轄とされています。
岸和田駅は、南海本線の中では重要な駅と捉えられています。特急まで含めて大半の列車が停車します(「ラピートα」だけは例外です)。いちばん近い乗り換え場所は、2区間離れている貝塚駅でしょう。この駅では水間鉄道の水間線と連携しています。貝塚駅から4区間ン先に行くと、泉佐野駅が出現します。この駅では空港線と接続しているため、関西国際空港からのフライトを利用したいときは、おおいに役に立ちます。
岸和田駅の利用率は、21世紀の初めに連続して低下していました。しかしその速度は遅めであり、しだいに横ばいに転じました。1日あたりの乗降客数を調べると、2004年以降はずっと23000~24000人の間で推移しています。
岸和田駅のそばは商業地区として使われている土地が非常に多く、高齢者が静かに暮らす土地といった趣向ではありません。そのため介護施設を探すとなると駅からだいぶ遠ざかる必要があったものでした。しかし現在は、駅から数百メートル、あるいは1キロを軽く超えたくらいの場所で施設を見つけ出すことも可能です。戸数が多いというわけではありませんが、便利な土地のそばで老後を送れることは悪くないものでしょう。
施設のタイプについては、住宅型有料老人ホームがほとんどですが、サービス付き高齢者向け住宅を連続して見つけられる可能性も高いです。月額使用料は安いところが多く、10万円台がザラです。