駅に近くて、入居料金が安い施設がすぐにでも見つかりそう

岸和田市にも、よその自治体と同様に近年は再開発計画や区画整理事業が随時浮上しています。東岸和田駅のそばにも、再開発計画の一環でリフォーム、あるいは新規設置された商業ビルなどが見られます。大型の商業施設や医療機関など高齢者の暮らしに必要な施設はあらかたそろっているエリアですが、そのかたわら泉光寺や八代寸神社問いった歴史を持つ寺社仏閣があちこちに散在しています。
東岸和田駅は、幹線道路が何本も走っているエリアに所在する駅。国道26号線や府道30号線・39号線がそのよい例です。車両通行がしやすい土地柄のため、駅前のタクシー乗り場やバス乗り場は大きく、待機するにあたっても快適に過ごせます。一般の路線バスを運行しているのは、すべて南海バスグループとなります。
東岸和田駅は、快速列車などがほぼすべて停車する駅です(直通快速だけは、上り列車のみが対象)。東岸和田駅から見ていちばん近い乗り換え場所は、おそらく日根野駅でしょう。日根野駅ではJRの関西空港線に乗り継ぎできます。また、阪和線は本線と支線で構成されている大型の路線ですが、鳳駅まで行くと羽衣線という名の支線に乗り換え可能です。
東岸和田駅の利用率は、もう長いことたいした変化が起こっていません。1日あたりの乗客数の推移を調べると、20世紀の後半からほとんど似たような数字が並んでいることがわかります。10000~11000人の間でずっと上下しており、東岸和田駅に対する需要はひたすら安定している様子が感じ取れます。
東岸和田駅の周辺は住民も少なくないことから少子高齢化の波は、目に見える形で進んでいます。ただし介護施設の軒数はまだ不足しており、対策を求める意見はよく提出されています。軒数の増加についてはまだ解決されていませんが、駅から遠くない場所での建設といった形での成果はすでに出ています。駅から数百メートル、あるいは1キロを多少超えた範囲で施設を見つけることが可能になっているのです。
東岸和田駅の近くで増えている施設の区分は、第一にサービス付き高齢者向け住宅で第二に住宅型有料老人ホームでしょう。ちなみに入居料金が安いところの割合はかなり高いです。