和泉市の中央エリアに暮らせるチャンスが増えてきました

和泉府中駅は、和泉市の中心地区に設営されています。駅から一歩出るとそこには大型の商業施設などが連なる光景が広がっています。公共の施設も当然のように駅の近辺にかたまっており、買い物などに出向いてきたついでに手続きなどを済ませる住民がおおぜいいるようです。和泉市立病院をはじめとした大きな総合病院なども、駅の近くで利用できます。
2014年には、新しいバスターミナルが完成しました。それまでの停留所は撤去されたものの、一般市民にとってデメリットが出てきたことはありません。あらゆる路線が駅前からの発着となっており、わかりにくい部分はほとんどなくなっています。一般の路線の大半は、南海バスの手によるものですが市営のコミュニティバスも地道な運営を続けています。
和泉府中駅は、JRの阪和線の駅ですが重要な駅と位置づけられることが慣例化しています。6種類ある快速列車がことごとく停車する駅であることからもその点は明白ですが、乗り換え路線がないことは唯一の弱点でしょうか。
比較的近くにある乗り換え可能な駅を探すと、阪和線の支線につながる鳳駅、関西空港線と連結している日根野駅などがよい例となりそうです。起点である天王寺駅・終点である和歌山駅を除くなら、南海電鉄の高野線に連なる三国ケ丘駅と大阪市営地下鉄の御堂筋線と接続している長居駅も注目に値するでしょう。
和泉府中駅の利用率は、今世紀に入ってから少し低下していました。1日ごとの乗客数が2001年からしばらく15000人未満となっていたのですが、2006年以後はまた回復しています。2012年には16000人を突破しました。
和泉府中駅を最寄り駅とする介護施設を探したいときは、駅のすぐそばの場所に固執することは避けたほうが無難です。駅の周囲は商業化が進んでいて静かな場所は少ないのが現状。800メートルくらい離れたあたりから徐々に施設が見えてくるようになります。
和泉府中駅の近所で営業している施設は、サービス付き高齢者向け住宅とグループホームが大半を占めている模様です。入居にかかる費用などは、市の中心エリアであるわりには安めでなかなか大衆的だといえます。