駅を出ると、近畿大学まで「学園通り」が延びています
「近畿大学前」という副駅名で親しまれている、長瀬駅。近畿大学の本部キャンパスや短期大学部は歩いて10分ほどの場所に所在します。このほか、駅から2キロ程度離れているものの付属の中学校・高校にアクセスするための拠点としても利用されてきました。このような立地条件のため、学生や中高生の姿を見かけることは年間を通して日常茶飯事。そして駅と大学をつなぐ道路に沿って学生向けの商業店舗が大量に並んでおり、町全体が学生街を形成しているといえます。安価な買い物を楽しめる土地柄であることは間違いないでしょう。学生が住む集合住宅などもよく見つかりますが、大阪中心部から見たベッドタウンの一部でもあったため、過去数十年間に入り込んできた住民は少なくありません。全体としては、平々凡々とした市街地となっています。長瀬駅は、近畿大阪線に所属する駅です。急行や準急のような列車はいっさい停車しないため、急ぎの用事があるときは2区間離れた布施駅や3区間先にある近鉄八尾駅などに立ち寄る必要があります。布施駅は奈良線への乗り継ぎが必要な日にも役に立つ駅です。その1区間手前にある俊徳道駅では、おおさか東線に乗り換えることが可能です。これらと反対方面に目を向けるなら、最短距離で行ける乗り換え場所は河内山本駅でしょう。この駅では、信貫線と接続しています。なお、管内でいちばん乗り換えが便利な駅をあげるなら、発着駅である大阪上本町駅となります。この駅では、難波線および大阪市営地下鉄の谷町線と千日前線を利用できます。長瀬駅の利用率は、近年は大した変化が起こっていません。それでも、徐々に上昇しているという意見があります。確かに、1日平均の乗客数を計算すると、それまでなかなか達しなかった1万6,000人台の壁を2013年に破っていたという事実を確認できます。長瀬駅の近隣で介護施設を探す場合は、まず駅から1キロ圏内、それでも足りなかったら2キロ圏内くらいで調査を試みることがおすすめです。施設の軒数や種類が豊富だというわけではないものの、最近は駅から離れていない範囲にて開業を遂げた例が連続して報告されているのです。施設の種別に関しては、住宅型有料老人ホームが見つかりやすいという意見が最近よく出ています。料金体系については変動制を導入しているところもありますが、そのパターンでもあまり高額にならずに済むことが多いようです。初期費用が20万円以下~40万円以下でOKという施設に出会える機会があるエリアです。



























































