パノラマ
ひたすらエネルギッシュな千林商店街の表玄関です
千林駅という名前を聞いたとき、すみやかに頭の中に思い浮かんでくるのは「千林商店街」。そのように感じる方は、大阪市内、特に旭区内にはたくさんいるのではないでしょうか。大阪を代表する商店街として、トップスリーにしばしばランクインするほどステータスがある商業地区です。千林駅は、明治末期に発足しています。その100年後となった2010年には、この商店街を舞台として「せんばやし発祥100年」と銘打ったイベントが盛大に開催されています（このイベントの反響が大きかった理由は、写真を中心とした催しだったからだといわれています）。千林駅は、京阪国道や阪神高速12号線に近い駅です。また、ゆっくり歩いても10分以内で着ける位置に、大阪市営地下鉄谷町線千林大宮駅が所在しています。このほか、昭和半ばに「ダイエー」の1号店が誕生した土地として千林駅前のスペースはよく知られています。千林駅は、京阪本線に所属する駅。管内では、高速で運転される列車はすべてが通過してしまいます。しかし両方向に4区間進むと、準急や区間休校といった数種類の列車がつかまる駅が見えてきます。特に発着駅方面については、その京橋駅から先は4駅連続で、全種類の列車が停車する駅が登場します。これらの4駅は乗り換え先も豊富です。たとえば京橋駅は、すぱんJRの片町線・大阪環状線・東西線、それから大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線と接続しています。なお京橋駅の2区間手前に出現する関目駅では、地下鉄今里筋線への乗り継ぎができます。千林駅の利用率は、過去四半世紀を通して低下の一途をたどってきました。1日平均の乗客数を調査すると、2003年までは7000人を超えていたことがわかります。2007年を過ぎてからは6000人を上回った年がまったく報告されていません。それでも近年は、時として微増となる年が少しずつ出ているところです。千林駅を起点として介護施設を探すなら、駅から思い切り遠く離れたところまでチェックする必要が出てくる可能性があります。駅の周囲は高齢者の住まいにふさわしいスペースが多いわけではないからです。それでも、駅から1キロ以内で探し回るだけでも、少数なら評価の定まった施設に遭遇する確率はそこそこあります。施設の種類に関しては、介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームが主流のようですが、サービス付き高齢者向け住宅のような種類を探し当てることも、距離を広げていけば不可能ではないでしょう。 画像の一部はwikipediaから引用しています
