豊後清川駅周辺には道の駅も。住宅型有料老人ホームは夫婦で入居可能

豊後清川駅は、大分県豊後大野市の清川町雨堤に位置するR九州「豊肥本線」の駅です。開業当時の市町村名が牧口村だったため、1922年「牧口駅」として開業。しかし、1955年に牧口村が合併により清川村になり、それに伴い「地名に合わせた駅名を…」という要望にこたえて1990年「豊後清川駅」に改称。現在に至ります。
昔、駅周辺は林業が盛んで、材木を森林鉄道で牧口貯木場まで運び、それを牧口駅から北九州や阪神地区に輸送していました。1955年に輸送方法がトラック輸送に変わりましたが、伐採量の減少により材木取り扱いそのものが終了しています。
豊後清川駅は1990年に物産館も併せ持つ駅舎に改築されました。周囲には旧・清川村役場である豊後大野市役所清川支所や郵便局、豊後大野市立の北小学校や清川小学校もあります。
2面2線のホームには豊肥本線の豊後竹田・阿蘇方面行きの上り列車と、大分・三重町方面行きの下り列車が停車。上下線共に1時間に0~2本程度しか止まりませんが、運行時間は朝の5時から深夜23時までと長めです。
1日あたりの平均乗車人員は2000年度98人、2003年度99人、2005年度94人、2008年度87人、2010年度75人、2012年度80人となっています。利用者が余り多くない駅ですので、日中などはゆっくり列車に乗れるでしょう。
駅の北西には緒方川も流れ、周囲は自然の美しい場所です。駅の南には国道502号が走行し、沿線には「道の駅きよかわ」も誕生。新鮮な野菜などの直売所だけでなく、レストランやコンビニ、遊歩公園などもある大きな道の駅で、多目的トイレもあって便利です。
また、豊後清川駅エリアには住宅型有料老人ホームやグループホーム等のシニア向けの住まいも徐々にできています。住宅型有料老人ホームは入居時に必要な頭金が0円、月額利用料も10万円未満といった金額ですから入居しやすいです。
トイレがある居室や夫婦入居可能な居室など、ニーズに合わせた部屋が用意されているのが魅力。どの部屋もナースコール付きで安心です。また、買物代行や外出付き添い等のサポートが無料で受けられるホームも。見学時にどういったサービスが受けられるかしっかり聞いておくとわかりやすいです。
豊後清川駅エリアは様々な物を販売している道の駅もあるので、シニア世代にもおすすめ。介護施設を探している方は豊後清川駅周辺にあるシニア向けの住まいにも足を運んでみてください。