キャンプ場が近くに設置されており、眺めがよい土地です
2014年の7月末に、開業から90周年となる記念日を迎えた越後寒川駅。昭和半ばまでは貨物の運搬が実施されていたといわれています。前世紀が終わる間際に、駅舎のリニューアル工事が実行されました。独特の光景や雰囲気が評価されて、映画の撮影場所に選ばれたことがあります。
越後寒川駅は、日本海沿岸に建てられている駅です。プラットホームに降りていただくと、西側には大海原が横たわっています。その一方駅の東側は山々がそびえ立っています。集落は駅の北方向につくられています。駅のそばを走る国道345号線に沿ってしばらくその先にお進みいただくと、寒川キャンプ場にたどり着きます。
越後寒川駅は、JRの羽越本線に所属する駅です。5区間先にお進みになると、村上駅にアクセスできます。この駅では快速列車へのお乗換えができます。村上駅の3区間先にある坂町駅は、米坂線へのお乗り継ぎが可能です。坂町駅からさらに5区間お進みいただくと、新発田駅に到着します。柴田駅では、白新線をご利用できます。なお条件付きで、白新線との直通運転が実施されています。
越後寒川駅は、2006年まで運営業務が委託されていましたが現在では完全に無人化されています。しかし2012年から、名誉駅長の配置がスタートしたばかりです。この制度は、駅とその周囲の美化を促進する目的で、JR東日本の定年退職者を招聘するという内容です。
昨今の越後寒川駅の利用率は、昭和の中ごろと比べると1割以下だと推測されています。今世紀に入ってからの調査結果によると、1日あたりの乗客数は20~40人の間で推移しています。しかし半世紀前にさかのぼると、500人を上回っていたという記録が残っています。
越後寒川駅の周囲は、非常に人口密度が低下しているエリアです。このため、介護施設をご希望の場合は、数キロ先を中心にチェックすることが求められるでしょう。駅から少なくとも5~6キロくらい離れたところから、15~20キロくらいの地点までを、時間を惜しまずにじっくりとお探しになることがポイントです。
施設のジャンルに関しては、グループホームが見つかるチャンスが多いと思われます。サービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホームなどを見つけられるケースも多少はありそうです。入居コストについては、月額使用料の場合は10万円台になる可能性が高いです。入居一時金の場合は0円から10万円台がほとんどですが、ときどき20万円を超える事例があるでしょう。


