雲仙温泉や神代小路が、市の象徴的な名所です

長崎県の南東部に位置する、雲仙市。
島原半島の付け根にあたる地域にある都市で、島原市・南島原市と東側で隣接しています。
西側で諫早市と隣接しています。
半島の中心部は山間部のため、市街地などは主として沿岸地域につくられてきました。
農地では主に、野菜や果物が中心に栽培されているほか、酪農を行っているところが目立ちます。
有明海と橘湾は優れた漁場のため、カタクチイワシなどをはじめとした漁船が毎日のように出港しています。
そしてこれらの産業に匹敵する規模で、雲仙市の経済を大きく支えてきたのが観光業です。
海に囲まれている都市のため海水浴場がたくさんあります。
また、千々石海岸は日本の白砂青松百選に選出されており、美しくて安らぎを得られる景観が印象的です。
小浜温泉や雲仙温泉のような温泉街はとても活気があります。
雲仙温泉には地獄めぐりのような独特の見どころがあるため、根強い人気を保ってきました。
雲仙岳は、雲仙市の象徴と呼べる名所でしょう。
この山を中心に、雲仙天草国立公園が制定されています。
雲仙市は長い歴史をもつ地域です。
17世紀に入ると、神代地区には数々の武家屋敷などが建造されました。
これらの街並みは現在、神代小路と呼ばれて手厚く保護されています。
特に、佐賀藩主をつとめた鍋島家ゆかりの屋敷については、国見神代小路歴史文化公園鍋島邸と呼ばれて尊重されています。
今世紀に入ってから、神代小路は重要伝統的建造物群保存地区の認定を受けました。
雲仙市で列車にお乗りになりたくなったときは、島原鉄道線をお使いになるとよいでしょう。
路線バスに関しては、島鉄バスと県営バスのサービスをご利用できます。
タクシーについては、市営の乗合タクシーが市民の間でよく使用されています。
幹線道路については、国道57号線・251号線・389号線などがおすすめです。
雲仙市の人口は、半世紀くらい前からゆっくりと減少中です。
2023年の段階では4万1,829人というデータが公開されています。
このときの高齢化率については、36.0%という計算結果が公表されました。
今の雲仙市内で介護施設へのご入居をご計画中なら、公営・民営を問わずグループホームがおそらくいちばん見つかりやすい状態でしょう。
特別養護老人ホーム・介護療養型医療施設・ケアハウス・介護老人保健施設などへのご入居の機会もあります。
総合的な医療施設に関しては、愛野記念病院や公立新小浜病院などがおすすめできます。