長崎大学の文教キャンパスおよび純心女子高校・中学校のそばです
長崎大学停留場が建造されたのは、第二次大戦が終わって数年後のことでした。当初は、「家野町」という名称でしたが、その後長崎大学が移転してきます(学芸学部や水産学部の合間に、本部までこの土地に移転しています)。この結果、今からおよそ半世紀前に「長崎大学前停留場」と改称され、さらに2018年には「長崎大学停留場」に改称されました。
実際に今でもこの停留場は、長崎大学の文教キャンパスの正門の目前に立地しています。こうしたロケーションのため、大学関係者はいつしか長崎大学停留場と接する大通りを「電車通り」と呼ぶようになりました。
その電車通りは、国道206号線の一部です。近くで国道113号線と接しています。これらの国道と比べれば距離があるものの、県道112号線や235号線にアクセスしやすい位置に長崎大学停留場は所在しています。
長崎大学停留場を出てからバスをご利用時は、3ヶ所に分けられている停留所でご乗車できます。この3ヶ所にやってくる路線バスは、長崎バスまたは県営のコミュニティバスに管理されています。
長崎大学停留場の近辺には、この大学および純心女子高校・中学校の学生・生徒がよく使う商業店などが点在しています。文教施設の最寄りの停留所であるため、利用率はそこそこ安定しています。近年の1日平均の乗降客数は、3000人以上を記録していると推測されています。
長崎大学停留場は、長崎電気軌道に所属する停留場です。管内では、他の路線への乗り換え地点は3ヶ所しかありません。その中で長崎大学停留場から最短時間で行けるのは、住吉停留場でしょう。住吉停留場ではJRの長崎本線への乗り換えができます。このほか、浦上駅前停留場・長崎駅前停留場が長崎本線と接続しています。
長崎大学停留場を起点として介護施設をリサーチしたいなら、5キロくらいの範囲を最初の目安にしてはいかがでしょうか。施設を見つけられる頻度が高くなるのは、おそらく停留場から2キロを過ぎたあたりからとなるでしょう。施設のタイプに関しては、住宅型有料老人ホームがいちばんポピュラーなようです。その合間を縫うようにして、サービス付き高齢者向け住宅のような異なるタイプの施設が徐々に増えてきています。
高額の入居料金を徴収される事例は多少ありますが、その反対で安価な料金で契約できる事例のほうが多いでしょう。リーズナブルな施設なら、月額使用料は平均して10万円を超えません。入居一時金がかからない施設もよく見られます。


