諫早市は自然の名所も多い街。病院や商業施設も揃う

諫早市は長崎県にある市で、2023年の人口は13万4,691人でした。
人口は年々減少しているものの、長崎県内では佐世保市と長崎市に次いで3番目、九州全体でも12番目の人口規模を誇る都市です。
多良岳の南麓に位置し、市南部や西部には山林が多く、市街地は市のほぼ中央部に広がっています。
交通機関としては、長崎県営バス、長崎県央バス、島鉄バス、長崎バスが路線バスを運行。
JR長崎本線、JR大村線、島原鉄道が市内を通っており、この3線が乗り入れる「諫早駅」が諫早市の主要駅です。
また、市の西部を長崎自動車道が縦断し、諫早ICと長崎多良見ICから利用できます。
市内には名水百選に選出されている「轟渓谷」や、岩壁に如来像や羅漢像が500体以上刻まれた「大雄寺の五百羅漢」で知られる富川渓谷、春の菜の花や秋のコスモスの咲き乱れ「白木峰高原」など、名物スポットも多数。
市街地にある諫早公園は、日本の歴史公園100選に選出された公園で、江戸時代に作られた石造りの眼鏡橋が国の文化財にも指定されており、諫早市を代表する観光スポットです。
諫早公園はツツジの花も有名で、毎年4月には「諫早つつじ祭り」も開かれます。
また、諫早市は毎年7月に、1957年に発生した集中豪雨の犠牲者を慰霊する「諫早万灯川まつり」を開催。
打ち上げ花火や、2万本以上の万灯が本明川沿いに並ぶ幻想的な光景が見られます。
さらに、9月には市民総参加型の「のんのこ諫早まつり」も実施。
のんのこ街踊りや伝統芸能の披露などが、諫早公園をメイン会場として開催されます。
のんのこ街踊りは、のべ7千名にも及ぶ市民が参加する一大イベントです。
商業施設としては、市街地を中心にスーパーやホームセンター、ドラッグストア、書店などが揃っており、大型商業施設もあります。
諫早総合病院をはじめ、内科や歯科、整形外科といった医院も多いですし、諫早市立図書館や諫早市美術・歴史館等の文化施設、多目的広場や体育館、プール、テニスコートを擁する「ふれあい広場」等のスポーツ施設など、文化・スポーツ施設も充実。
近年、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホーム、グループホームなども出来ました。
サービス付き高齢者向け住宅では、収納・洗面・トイレ付の個室が用意されている住宅や、天然温泉を引き込み、檜風呂やジャグジーが楽しめる住宅も誕生。
一方、住宅型有料老人ホームは、全室洗面・トイレ・エアコン完備。
防災カーテンやスプリンクラーを設置し、高い防災機能を持ったホームなどもあります。
グループホームもそれぞれが魅力に溢れており、リフト浴を備えたホームや、掘りごたつ付きの和室があるホームなどがあり、どのホームも年中行事等のイベントが多いです。