塩尻市は交通要衝。自然に親しめるスポットも多数

塩尻市は、長野県の中央部にある都市で、2023年の人口は6万6,118人でした。
鉄道や国道が発達しており、長野県内における交通の要衝です。
塩尻峠や鳥居峠、善知鳥峠などは太平洋と日本海の分水嶺の峠として知られ、これらの峠を境にして、川の流れも太平洋へそそぐ川と日本海へと注ぐ川とに分かれています。
交通面でも、太平洋側からの交通と、日本海側からの交通とが交差する場所となっています。
バスは、塩尻市地域振興バスが市内を巡回。
「長野自動車道」が市東部から北部にかけて斜めに走っており、塩尻ICと塩尻北ICから利用可能。
ちなみに長野自動車道は隣接する岡谷市で中央自動車道から分岐しています。
松本市との境にある松本空港は、ターミナルは松本市にありますが、一部の敷地は塩尻市内です。
空港は塩尻北IC、そして県道に近い為「利用しやすい」という声も。
鉄道は、JR中央本線の中央東線、辰野線、中央西線、そしてJR篠ノ井線の4線が通り、すべて中心駅である「塩尻駅」へ乗り入れています。
塩尻市は、自然や歴史に触れられるスポットが多いのも特徴。
信州塩尻農業公園「チロルの森」は、オーストリアの街並みが再現されたテーマパークで、塩尻市を代表する観光スポットの一つとなっています。
ハムやソーセージといった農畜産物の加工食品や、地ビール、特産ワインなどを堪能できるでしょう。
加えて、国の重要文化財や史跡なども多く、日本最大の遺跡とも言われる平出遺跡、中山道の宿場町として栄え、中山道五宿と呼ばれる塩尻宿、洗馬宿、本山宿、贄川宿、奈良井宿の街並みなど、塩尻市は見どころが尽きません。
レンゲツツジが美しい「高ボッチ高原」は素晴らしい展望が楽しめます。
市の北部に市街地があり、スーパーや家電量販店などの商業施設も塩尻駅以北に集中しています。
大きな病院も塩尻駅周辺を中心に点在しているので、「地域医療の面でも安心度が高い」と、市民からも一定の評価を得ているようです。
塩尻市には、シニア向けの住まいはまだ少ないようですが、グループホームなどが徐々に増えており、中には入居費用ゼロで月々10万円前後という低料金で利用できるところもあります。
さらには、個室完備のホームや、囲碁や将棋、カラオケや園芸など趣味を生かせるホームも。
見学や体験入居なども可能です。
自然豊かで利便性も高い塩尻市で、第二のシニアライフを楽しんではいかがでしょうか?