岡谷市は諏訪湖周辺の街。アットホームなグループホームなどが点在

岡谷市は、長野県の南信地方にある街で、諏訪湖の西に位置する工業都市。
製糸業で栄えた街ですが、今は時計やカメラといった精密機械工業が盛んで「東洋のスイス」とも呼ばれています。
諏訪湖に面しており、鰻が名物。
その他にも信州味噌などの特産品があり、今でも味噌工場が多数あります。
見応えのあるツツジ園や岡谷湖畔公園などの大きくて綺麗な公園もあり、シニア世代も楽しく過ごせそうな街です。
交通アクセスはJR東日本の「中央本線」が市の中心である「岡谷駅」などに乗り入れます。
バスはアルピコ交通の諏訪バスやシルキーバス、スワンバスなどが走行中。
道路も長野自動車道などの高速道路や国道20号線などが整備されています。
岡谷市の高齢化率は2000年には20.7%と低めでしたが、2023年には34.1%と高齢化が進んでいます。
急激な高齢化に対応していくため、市は多岐にわたる高齢者向けの事業を推進中です。
事例を挙げますと、介護予防策としてデイサービスを実施。
これは高齢者が低料金で食事や運動、ゲームなどができるように配慮したもので、心身のリフレッシュや生きがいづくりに繋がっています。
さらに、24時間緊急時「駆けつけ安心サービス」事業では24時間365日、緊急時に駆けつけてもらえるシステムを構築。
緊急連絡用の装置を格安で貸与し、いざと言う時は直通で連絡できるようにしています。
これが1人暮らしの高齢者にとって大変心強い見方となっているようです。
そして、特別養護老人ホームやグループホーム、介護付き有料老人ホームなどの介護施設を確保し、高齢者の住居にも配慮しています。
介護付き有料老人ホームは入居時の費用が0円、月額利用料が20~25万円といったホームも。
この月額に介護保険料やオムツなどの日用品代が加算されますので、毎月の支払額が少々高額に感じる方もいるかも知れませんが、駅から近く、居室は全て個室で、ウォシュレット付きトイレや電動リクライニングベッドなどが完備。
立地の良さや設備の豪華さを考えると、納得の料金だと思います。
グループホームなら入居時の費用10万円、毎月の基本料は11万円程度で入居できるホームもあります。
こちらも諸経費などが加算されるシステムですが、基本料が安いので、入居の検討もしやすいのがメリット。
認知症の方とそのご家族には、一度見学に行って、雰囲気などを感じていただきたいです。