サンマにギンザケ、ホタテにカキと魚介類の新鮮さは秀逸です

宮城県の最東端、太平洋沿岸に面した自治体のひとつに女川町があります。
町内の西側は石巻市に取り囲まれるような形状となっています。
その一方、町の東側は女川湾を囲むような形状となっているのが特徴。
女川湾の北東方向に浮かぶ出島も、女川町の管轄下にあります。
町域は全体的に山林地帯が多く、女川湾に面した沿岸部の低地に人口の大部分が集中しています。
女川町は立地条件の影響から、2011年の東日本大震災の日に大きな被害を受けました。
被災から数年を経て、町は粛々と復興を実現しています。
食料品や生活必需品などの供給のために、早くから仮設商店街が相次いで設立されたことはかなりの話題を集めました。
その後公営の施設なども、続々と活動の再開を果たしました。
女川町は漁業や水産業がさかんです。
女川漁港には毎年、膨大な量のサンマが水揚げされています。
ギンザケやホタテ、カキなどの養殖も同様で、町内にお住まいになる場合は、このような魚介類をたっぷりとご賞味いただけます。
女川町で列車を用いたお出かけをご希望のときは、JRの石巻線をご利用可能です。
石巻線は2015年の時点で完全に復旧しています。
石巻線の終着駅である女川駅は、町営の温泉施設を併設している点が最大の特徴でしょう。
要介護状態にある方でも安心してお入りいただける入湯施設が運営されています。
冷え性や神経痛、関節痛などさまざまな症状に効能があるお湯にお浸かりいただけます。
路線バスに関しては、宮城交通グループが運行するサービスをご利用可能です。
幹線道路に関しては、国道398号線や県道41号線・220号線にお乗り入れいただけます。
なお女川港に足を運んでいただくと、出島や江島といった沖合に浮かぶ島々に向かう航路をご利用できます。
この路線を運航しているのは、シーバル女川汽船です。
女川町の人口は、昭和中ごろから減少傾向に突入しました。
2023年の時点で、5,982人という集計結果が公開されています。
高齢化率に関しては同年に、39.6%というデータが確認されています。
現在の女川町で介護施設へのご入居をお求めの場合は、グループホーム・特別養護老人ホーム・介護老人保健施設といった公的な施設を中心にお探しになるとよいでしょう。
もちろん、民間企業の手で運営されている施設を発見していただける機会もじゅうぶんにあります。
いずれにしても、各施設をよく直接ご覧になってからお決めになることがおすすめです。