グループホームで余生を送りたい高齢者には好ましい土地

鹿又駅は2005年から、駅員が不在の状態で運営されることになりました。しかし2010年に入ると、老朽化が顕著だった駅舎の改修工事が実行に移されます。旧北上川のイメージで、現在は青をアクセントに配色した駅舎が使用されています。
鹿又駅がある地域は、農地が占める割合が高い地域です。しかし旧北上川の両岸を中心に市街地がつくられており、鹿又駅の周囲もその一角となっています。また、三陸自動車道や国道45号線、県道191号線や231号線といった具合に幹線道路が数種類近所を走っていますから、どこかに遠出したくなったときにすぐに出かけやすいという利点があります。駅前にあるバス停留所は、ミヤコーバスの路線が乗り入れています。
鹿又駅は、JRの石巻線に所属する駅です。管内で見ると上り方面と下り方面それぞれについて、2区間進むと乗り換えのチャンスがある駅に着くという共通点があります。前谷地駅の場合なら気仙沼線への乗り継ぎが可能ですし、石巻駅で一時下車すれば仙石線または仙石東北ラインにアクセスできるという利点が発生します。
これら2駅を除外すると、発着駅である小牛田駅が残された乗り換え地点となります。この駅で下車したときは、東北本線と奥の細道湯けむりラインへの乗り継ぎが可能となります。
鹿又駅の近隣で介護施設を探すときは、2~4キロくらいの場所にある施設を集中的に探し回ったほうがよいでしょう。それより近くにある施設を探し出すことはかなり困難ですし、見つかったとしても「すでに定員に達していて、当分の間入居の見込みがない」といったパターンにあてはまる恐れがあるためです。1点ちなむと、もっと遠方にある施設を探す必要が出てきたときは、思い切り(たとえば、10キロ前後)探す範囲を拡大したほうがよいでしょう。
ところで、入居料金が安いことで全国的に名高いグループホームについては、ほかのタイプの施設よりたくさん軒数が確認されています。したがって認知症の兆しがあるときなら、選択肢が豊かになるチャンスがあることになります。