月額使用料が15万円以内に収まる施設へのご入居の機会あり
昭和初期に創設されており、80年近い歴史を持つ陸前赤井駅。今から約10年前から駅舎の改築計画が進められていましたが、東日本大震災が起こったため大きな遅れが生じてしまいました。仮駅舎を用いた営業再開に至ったのは、震災から約4ヶ月後のこと。正式に新しい駅舎が一般開放されたのは翌年の2月のことでした。
駅の周囲は、整然と戸建て住宅やビルが立ち並ぶ市街地です。もっとも少し移動していただくと農地が残るエリアに簡単にアクセスできるため、リラックスした雰囲気を満喫していただけます。
陸前赤井駅の周辺で、代表的な幹線道路をひとつあげるとしたら北側に位置する三陸自動車道でしょう。この車道へは、近くを走る国道251号線を介してアクセス可能です。そのほか、国道45号線や県道247号線が近くて使いやすいです。
陸前赤井駅は、JRの仙石線に所属する駅です。2015年の5月末から、仙石東北ラインの快速列車が停車する駅に仲間入りしています。管内では終着駅である石巻駅に近く、わずか4区間しか離れていません。この終着駅で降りていただくと、石巻線および女川方面への仙石東北ラインへのお乗り換えが実現します。
反対方向では、最寄りのお乗り換え場所となっているのは10区間離れた高城町駅になります。高城町駅では、特別快速列車が停車する上に、塩釜方面への仙石東北ラインへのお乗り継ぎが可能となります。
陸前赤井駅の利用率は、年々低下しているところです。今世紀に入ってからの調査結果を引用しますと、1日あたりの乗客数は2002年に900人以下に、その7年後に700人以下に落ちていたことがわかります。2010年代は400人以下を記録する年が連続していましたが、2015年は突如として500人以上に増加しました。これは快速列車が新たに停車するようになったことが関係していると推測されています。
陸前赤井駅の周囲に建てられている介護施設にご興味をお持ちの場合は、駅から3キロ圏内を目安にすることがおすすめです。徒歩10分以内といった絶好の立地条件を備えた施設は若干数なら発見可能ですが、倍率が高いため待機が必要となる可能性が高いです。狙い目となりそうなのは、おそらく駅から1~2キロ以内の範囲でしょう。
施設の種別に関しては、グループホームの多さが目立ちます。それ以外の種類では、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームが見どころ満載です。いずれの種類でも、月額使用料が10~15万円くらいの施設を発見できる機会があります。














