パノラマ
住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅がおすすめ
三重県には、鉄道が少ないエリアがあります。あくまでもケースバイケースですが、マイカーがないと生活できない土地は少なくありません。その点で考えると、四日市市は圏内では有利な状況にあるといえます。西日野駅をはじめ八王子線の沿線は、恵まれているほうに属するでしょう。西日野駅は1世紀を超える歴史があり、長寿な駅といえますがこれまでに数々の紆余曲折を経て現在に至っています。三重鉄道や三重交通、さらに近鉄の傘下に入るなど所属先が何度も変わっています。そして2015年になると四日市あすなろう鉄道の傘下に移動しています（所有主が四日市市という自治体になったことになります）。
西日野駅の周囲は、人口密度が高いエリアではありません。特別な施設などはほとんどない市街地ですが、公立の学校などがかたまっているほか「ポリテクセンター三重」などがあります。このような施設の関係者が周辺を歩いていることがあります。
三重交通は、西日野駅の現在の管理者ではありませんが、バスの運行に関しては今なお西日野駅を営業範囲に含めています。駅付近の乗り場で待っていると数本の路線を利用できます。
西日野駅が所属する八王子線は、現在2駅しかありません、かつては西日野駅の先にも駅がありましたが、1970年代前半に天災がきっかけとなって廃線になった区間があるため、西日野駅がそれ以後は終点という立場になっています。乗客は必然的に、隣駅である日永駅で降りることになりますが、接続路線である内部線に対しては直通運転が実施されています。
西日野駅の利用率は、前世紀の終わりまでは低下が顕著でした。しかし世紀が変わると横ばい気味に転じています。過去10年間の、1日あたりの乗客数は1500～1700人の間で推移しています。
四日市市は、少子高齢化の進み具合が比較的遅い自治体です。猶予がいくぶんあるという事態を活用して、行政は施設介護などの拡大に力を入れています。もっとも西日野駅の近くで施設を探すときはいろいろな注意点が出てくるでしょう。駅の近～中距離圏内で探すことが簡単だとは限りません。駅から4キロ以上遠ざかったあたりにも念入りなチェックが必要となりそうです。
それくらい離れると、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などが見つかりやすくなるでしょう。駅から距離が数キロあることから、入居コストは高くならないところが大半を占めています。月額使用料が10万円台というパターンが多いでしょう。
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