鯨をかたどった、西側の駅舎の外観が独特です

昭和初期に開業した近鉄富田駅は、当初西富田駅という名前を用いていますが、その後数回駅名の変遷を経ています。現在の駅名に落ち着いたのは、昭和中ごろのことで、今世紀に入ってから、西側の出入り口が設けられており一気に利便性が増しました。現在の西口は、駅前広場と合わせて快適にお使いいただけます。
近鉄富田駅の南側にある桜並木は十四川に沿って植えられており、どんな方でも楽に歩いていただけます。開花の時期が来ると桜まつりが開催されて、大きな賑わいを見せる場所です。
そしてもう1ヵ所、塩役運河の跡地も見逃せません。現在は運河の面影はありませんが、20年近く前に公園として整備されました。今では水と緑のせせらぎ広場という名前で、市民全体にやすらぎの場を提供しています。
近鉄富田駅の駅前でバスに乗る際は、三岐鉄道のサービスを利用でき、市営のコミュニティバスへの乗車も可能。コミュニティバスを活用していただくなら、地域で最大の商業施設であるイオンモール四日市北に直行していただけます。
近鉄富田駅は、近鉄の名古屋線・三岐線が接続する駅で、名古屋線では急行・準急に乗車ができます。4区間離れた桑名駅では、三岐鉄道の北勢線とJRの関西本線、そして養老鉄道線へ乗り換えができます。その反対方面に4区間お進みになると、近鉄四日市駅に到着可能。この駅では、湯の山線と四日市あすなろう鉄道の内部線へのお乗り継ぎができます。
近鉄富田駅の利用率は、過去20年間で不規則な微増・微減を繰り返してきました。2010年代に入ると、1日平均の乗客数は名古屋線側で9,000人以上を、三岐線側で3,000人以上を記録する年が続いています。
近鉄富田駅を基点として介護施設を探す場合は、駅から数km離れたところを最初のうちからよく観察していただくほうが合理的でしょう。駅から8kmくらいまで、できれば10km圏内を入念に確認してみましょう。少しでも駅から近い施設を希望の場合は、2km以内を見ると良いです。
施設の種類に関しては、グループホームとサービス付高齢者向け住宅の多さが目立ち、その次に住宅型有料老人ホームの増加傾向が目を引きます。介護付有料老人ホームもだんだんと増加している状態です。