三重県の県庁所在地にある津駅!津偕楽公園で自然に触れながら散歩もできる

津市は日本の中央部に位置する三重県の県庁所在地です。
中部地方と近畿地方の結節点としての役割を果たし、道路網や交通網、空港など各種交通機能が充実しています。
人口は2015年時点で約28万人。
面積は琵琶湖とほぼ同じ大きさで、市域は広いです。
津市はかつて安濃津(あのうつ)と呼ばれ、江戸時代以前は鹿児島県南さつま市にある坊津(ぼうのつ)、福岡県福岡市にある博多津(はかたつ)と並んで、日本三大津の一つとして位置づけられていました。
当時は中国との貿易が盛んで、流通上の重要な拠点となっていたのです。
江戸時代になると藤堂高虎を藩祖とする藤堂家が統治を開始し、津城を中心とした城下町を形成。
街道の整備も進められたことで、宿場町としても栄えました。
明治期以降は紡績業(ぼうせきぎょう)が盛んになり、戦後は電器産業、造船産業などの工業地域として発展。
現在も、最先端技術を扱う企業が集積する町として進化を続けています。
津駅はJRの紀伊本線と名松線、近鉄の大阪線と名古屋線、伊勢鉄道の伊勢線という5路線が乗り入れている駅です。
駅の東側に国道23号線が通っていますが、駅から国道までの区域が飲食店やショッピングモールなどが集まる市街地が形成されています。
国道を超えた駅の北東には、大型商業施設の「イオン津ショッピングセンター」、南東には「ユニクロ津島崎店」「エディオン津北店」「コスモスBASIC島崎店」などが立地。
ただし国道より向こうのお店は駅から徒歩で行くには少し距離があり、車であれば容易にアクセスできます。
駅周辺は商業施設が多く、繁華街が形成されてやや雑然としていますが、一歩駅から離れると閑静な住宅街です。
買いものスポットも近くにあり、快適な都市生活を送れる地域となっています。
駅の南西には桜やつつじの名所として知られる津偕楽公園があり、自然に触れられる絶好の散歩コースです。
高齢者の方がゆっくりと運動を楽しむ場所としても最適でしょう。