高茶屋駅周辺は商業施設も多い。ゲストルーム付きの有料老人ホームも

高茶屋駅は、三重県津市の高茶屋一丁目に位置するJR東海「紀勢本線」の駅です。1893年に参宮鉄道が津駅から相可駅(現多気駅)を通り、宮川駅まで開通した際に新設されました。
国鉄の駅となったのは1907年のこと。1909年「参宮線」に線路名が制定されましたが、1959年参宮線の亀山駅から多気駅の間が「紀勢本線」になり、高茶屋駅も紀勢本線に編入されました。1987年にはJR東海へ移管され、2011年に無人化しました。
木造駅舎のある地上駅で、2面3線のホームには、紀勢本線の亀山・名古屋方面行き上り列車と、松阪・伊勢市方面行き下り列車が停車。快速「みえ」は通過しますが、上下線共に普通列車が1時間に1~2本はコンスタントに止まります。
駅名は地名の「高茶屋」より。江戸時代、伊勢神宮への参拝客が参宮街道(伊勢街道)を通って参拝するようになりました。津から松阪へ向かう街道の途中の高台に茶屋があったことから、この地の地名が「高茶屋」となったそう。また、津藩主の藤堂高次が藩内の巡視の際、この茶屋で休憩し、「高茶屋」と命名したという説もあります。
現在、駅周辺には学校が多く、小学校や中学校、警察学校等が集まっています。三重県科学技術振興センターや松浦武四郎記念館といった施設も点在。商業施設も多く、ドラッグストアや衣料品店、コンビニや飲食店等が多数あるので、シニア世代も買い物がしやすいでしょう。
駅の南には国道165号が走行。沿線にはコンビニやスーパー等も並んでいます。最寄りのバス停もこの道にある「高茶屋」停留所で、駅の東を走る国道23号に設置された「高茶屋小森町」停留所も近いです。どちらも三重交通が運営しており、「高茶屋」停留所には久居駅行きや香良洲公園行き、「高茶屋小森町」停留所の方には香良洲公園行きや津駅前行き、豊里ネオポリス行き等が止まります。比較的路線も多いです。
また、駅エリアには住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅等が徐々に増えています。どちらも完全個室で居室にはナースコール完備の施設が多数。ホームによってはゲストルームもありますので、ご家族等が面会に来やすいです。
高茶屋駅周辺は商業施設も多く、利便性の高い場所。便利な場所が好きな方におすすめです。是非、エリア内にあるシニア向けの住まいに足を運んでみてください。