ハチ公とその飼い主の記念碑が駅のシンボルです
「忠犬ハチ公」といえば、なんといっても東京の渋谷駅前の銅像が有名でしょう。しかし久居駅の場合は、飼い主であった上野教授と一緒に過ごす場面が忠実にモニュメント化されており、知る人ぞ知る貴重な記念碑となっています。久居駅は、陸上自衛隊の駐屯地のすぐそばに存在する駅です。駅から見て東南方向は駐屯地の敷地で埋まっています。このほか駅の東口は、目の前に「緑の風公園」があります。久居駅の東口と西口には、どちらでもバス乗り場が設営されています。路線の乗り入れを行っているのは三重交通のみです。駅の周囲は特に発展しているというわけではありませんが、2006年までは旧久居市の中心市街地として機能していました。旧市役所は現在、津市の市役所の庁舎のひとつとして活用されています。久居駅は、近鉄名古屋線の管内にある駅です。現在は急行が停車する駅に含められています。終着駅である伊勢中川駅に近く、2区間しか離れていません。この終着駅を経由して、大阪線・山田線を利用できます(直通運転のサービスも実施されていますが)。反対方面に目を向けると、3区間先に登場する津駅が最寄りの乗り換え地点であることがすぐにわかるはずです。津駅では、JRの紀勢本線および伊勢鉄道の伊勢線への乗り継ぎが可能となります。津駅より先はしばらく乗り換えの機会は訪れませんが、伊勢若松駅まで行くと、鈴鹿線の利用ができるようになります。久居駅の利用率は、これまでの20年を通してあまり変わっていません。あえて補足するなら、多少の減少傾向なら見出すことができますが。1日あたりの乗客数は、5500~6000人の間でずっと推移してきました。「2007年以後は5800人以下となり、その2年後からは5600人以下に落ちていますが、その後はまた少しずつ増加しています。久居駅を起点として介護施設を探すときは、最初のうちから数キロ離れたところまでよく見るようにしたほうが、おそらく時間の無駄になりません。2キロくらいの場所を過ぎると、だんだんと施設が見えてくるようになります(言い換えますと、歩いて10分くらいの範囲で定員に達していない施設を見つけることは全然簡単ではありません)。まずは駅から6キロくらいの範囲をターゲットにするとよいのではないでしょうか。施設の区分については住宅型有料老人ホームのほか、介護付き有料老人ホーム・ケアハウス・サービス付き高齢者向け住宅などに遭遇する可能性があります。

















