住宅型有料老人ホームないしグループホームが人気です
2015年の夏から、駅構内にファミリーマートの店舗が開店した鈴鹿市駅。鈴鹿市が発足したのは今から約70年前ですが、この駅が誕生したのは90年ほど前のこと。したがって当初は、「伊勢神戸」という駅名を用いていました。現在の名前に一新されてからまだ半世紀を軽く超えるくらいの時間しか経っていません。鈴鹿市駅は市役所の最寄り駅です。鈴鹿市内は成立の経緯が原因で、市街地があちこちに分散しているという特徴があります。しかし鈴鹿市駅は、役所のほか市民会館といった重要性が高い公共の施設がいくつか集まっているため、安定した需要を築いてきました。とはいえ、過去20年に限ると利用率はゆっくりとした低下傾向がみられます。1日ごとの乗客数を計算すると、前世紀が終わる少し前に2000人を切っていることがわかるはず。それでも過去10年間はあまり変わっていませんし、一時的に増加したこともあります。鈴鹿市駅の周辺は、駅の近くからすぐに住宅地などがつくられていますが、それでも駅の近くはそこそこ発達しています。特に駅の東~北側などは大きな商業施設が立ち並んでおり、買い物などをしたいときは便利に使えます。鈴鹿市駅は、東西を伊勢街道・旧伊勢街道に挟まれた地区にある駅です。バスについては三重交通の路線を駅前から利用できます。タクシー乗り場も使いやすいため、利用者は時期を問わず少なくありません。鈴鹿市駅は、近鉄鈴鹿線に所属する駅です。管内ではちょうど中間地点に立地しています。乗り換え場所は、発着駅である伊勢若松駅だけです。伊勢若松駅とは2区間しか離れていません。この駅では名古屋本線に乗り換えできますが、直通運転が条件付きで実施されています。鈴鹿市駅を起点として介護施設を探したくなった場合は、駅から1~3キロくらいのエリアを重点的に調べていくことが大事だと思われます。その範囲で少なくとも数軒は、いつ探しても定員にゆとりがある施設が出てくるでしょう。しかしそれだけでは飽き足らないと感じたら、探す範囲を6~7キロくらいまで一気に拡大したほうが正解でしょう。施設の種類に関しては、住宅型有料老人ホームやグループホームなどにめぐり会える可能性がありそうです。入居コストについては、月額使用料が20万円以下で間に合うケースがけっこうあります。入居一時金となるともっと格差が広がるようですが、それでも100万円を超えるくらいの金額が必要となるケースは少ない模様です。








