河曲駅周辺は静かな住宅地。夫婦入居可能な住宅型有料老人ホームあり

河曲駅は、三重県鈴鹿市の木田町に位置するJR東海「関西本線」の駅です。
1928年国鉄の「関西本線」の「河原田駅」から「加佐登駅」までの間に「木田信号場」として新設。市民の要望により1949年「鈴鹿駅」に昇格し、旅客・荷物の取扱いを開始しました。
しかし、駅前に鈴鹿川が流れていることや、周辺開発の遅れ、市役所まで徒歩で20分以上かかる…等々の理由で駅の利用者が伸び悩み、1970年には無人駅となり、荷物の取り扱いも終了。1972年度には1日平均乗車客数が86人まで落ち込みました。
1973年鈴鹿市の中心部「神戸地区」に国鉄伊勢線の新駅を設置。新駅は仮名が「鈴鹿本町駅」でしたが、正式に「鈴鹿駅」として開業。それに伴い関西本線の鈴鹿駅が「河曲駅」に改称しました。1986年駅舎も解体し、貨物列車の車両を改造して待合所を設置。1987年JR東海の駅となり、現在は待合室も撤去されています。
ホームには関西本線の四日市・名古屋方面行き上り列車と、亀山方面行きの下り列車が停車。快速・区間快速・普通列車が止まる駅で、上下線共に1時間に1~3本程止まります。亀山方面行きは運行時間も長く、朝の6時から深夜24時まで利用できるので便利です。
最寄りのバス停は「JR河曲駅」停留所で、鈴鹿市のコミュニティバスである「C-BUS」が発着。久間田経由の長沢行きや近鉄鈴鹿市駅経由のジェフリーすずか行きが止まります。
駅の周辺は住宅が多いですがあまり密集しておらず、のびのびとした雰囲気。神戸中学校や河曲小学校等もあります。神社仏閣も多く、鈴鹿市考古学博物館や伊勢国分寺跡などの観光スポットも。駅の北には国道1号「東海道」も通っています。
駅エリアには住宅型有料老人ホーム等のシニア向けの住まいも誕生。住宅型有料老人ホームの費用相場は入居時費用が30万円台、月額利用料は10万円台です。居室にはナースコールもあり、24時間介護士常駐なので、夜中も安心。夫婦での入居も可能です。
河曲駅周辺は自然も多く、シニア世代も穏やかに暮らせそうな場所。介護施設をお探しの方は、一度駅の周囲にあるシニア向けの住まいを見学してみていただきたいです。体験入居やショートステイができる施設も増えています。お気軽にご利用ください。