駅から距離はあるものの、取り柄を持つ施設が増えています

平田町駅の近辺は、はるか昔から本田技研や旭化成などの大企業が拠点を構えてきた土地柄です。実際に工場や倉庫、研究施設などが立ち並ぶ一角があります。その一方で、平田町駅の周囲には繁華街が発達しています。商業施設は自然と数多く集まっている上にバラエティ豊かです。暇なときに歩き回るだけでも、楽しく過ごせるエリアといえます。
平田町駅で下車してからバスに乗りたいと思ったら、乗り場が2ヶ所に分かれていることをまず知らないといけません。それぞれ、三重交通と市営のコミュニティバスの配下にあります。路線の種類数は多くも少なくもありませんが、市民の間に広く受け入れられていることは間違いありません。
平田町駅は、近鉄鈴鹿線に属する駅です。平田町駅は現在、終着駅という状況下にあります。乗り換え場所は、発着駅に近い立場にある伊勢若松駅のみですが、この駅を経由して名古屋線への乗り換えができます。直通運転が実施されているため、うまく乗り継げば一時下車をする手間が省けるでしょう。
平田町駅の利用率は、世紀の変わり目を境に若干の低下傾向を見せていました。1日平均の乗客数は、2002年に3000人をわずかに下回ったことがあります。しかしその後少しずつ増加し、2013年には久しぶりに3300人を突破しました。
平田町駅の近隣は、定員数に余裕がある介護施設は見つけやすいといえば見つけやすいでしょう。ただし、駅のすぐそばにこだわってしまうと、うまくいかなくなりそうです。介護施設はもともと、平田町駅の2キロくらい離れたあたりからぽつぽつと見えてくるからです。なるべく多くの施設を比較するには、駅から5~10キロ近く離れたエリアをよく探すことが大事でしょう。駅から距離がある点はネックですが、それを除くと目立つ欠点はありません。
入居一時金が20万円以内という施設が大半を占めているため、財政面ではなかなかメリットがあります。入居一時金に関しても、10万円以下というパターンがとても目立ちます。施設のタイプについては、住宅型有料老人ホームがいちばん多く、そのほかは介護付き有料老人ホーム・グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅などがバランスよく混在しています。