度会郡南伊勢町は海の美しい町。飲食店や居酒屋も多め

度会郡南伊勢町は三重県の町。
伊勢市や志摩市、度会郡の度会町や大紀町と隣接しています。
沿岸部は五ヶ所湾に面したリアス式海岸で、「伊勢志摩国立公園」に指定されています。
自然がとても美しく、町の東にある「五ヶ所」エリアに市街地が広がっています。
昔、志摩国英虞郡の一部でしたが、1582年伊勢国度会郡に編入されました。
2005年南勢町と南島町が合併して成立。
町名は伊勢国の南部、伊勢市の南隣にあることから「南伊勢町」と命名されました。
人口は1970年2万7,813人、1980年2万3,883人、1990年2万933人、2000年1万8,235人、2010年1万4,791人、2015年1万2,788人、2023年1万1,221人…と年々減少していますが、まだまだ1万人以上が暮らす町です。
交通アクセスとしては、列車や高速道路は通っていませんが、車道が発達しており、バス路線も比較的豊富です。
町内には国道260号、三重県道169号「サニーロード」、三重県道12号・16号・22号・33号等が走行。
三重交通のバスが五ヶ所と、志摩市の「磯部バスセンター」や、伊勢市の伊勢市駅前、宇治山田駅前、伊勢赤十字病院等を巡っています。
また、南伊勢町のコミュニティバスである「南伊勢町営バス」が南勢地域、南島地域、南島と南勢間…と、町域を3つに分けてフォローしています。
五ヶ所バスセンターや伊勢柏崎駅、町立病院等、さまざまな場所にいけるため、シニア世代にも活用されているようです。
観光スポットとしては、愛洲氏の居城とされている五ヶ所城跡や倭姫命腰掛岩、ハートの形に見える湾と見江島が見られる「見江島展望台」や、「まるで天橋立のようだ」と称される相賀浦の高潮防潮堤が見える「南海展望台」、京路山等があります。
加えて、ショップやカフェも併設した「伊勢現代美術館」、資料館「愛洲の里・愛洲の館」等の文化施設も充実。
伊勢現代美術館はカフェのみの利用も可能です。
度会郡南伊勢町はブランドマグロ「みえまぐろ」など、美味しいものも多く、町内には飲食店や喫茶店、居酒屋も多数。
国道260号沿線を中心に、コンビニやホームセンターといった商業施設もあります。
さらには、グループホームや特別養護老人ホーム等のシニア用の施設も徐々に増えています。
グループホームは入居時の頭金5万円前後、月額利用料は10万円前後です。