関西本線と紀勢本線の2路線を使いやすい場所

駅の周辺は、北側と南側で対照的です。南側は鈴鹿川と面しており、建物などは非常に少数に限られます。一般的な住宅地などがあるのは駅の北側ですが、こちらもそれほど建物が密集したエリアはありません。亀山駅は、県道302号線に近い駅です。路線バスは駅前にて乗り降り可能です。三重交通が手掛ける路線のほか、市営のコミュニティバスが2種類運行されています。
亀山駅は、JRの関西本線と紀勢本線が交差する駅です。関西本線については、名古屋駅が発着駅となります。その方角でひと際目立つ駅は、河原田駅でしょう。この駅では、伊勢鉄道の伊勢線に乗り換えできます。
反対方向については、いちばん近い乗り換え場所は3区間離れた柘植駅でしょう。この駅で降りると草津線への乗り継ぎを実現できます。さらに3区間進むと伊賀上野駅が見えてきますが、この駅は伊賀鉄道の伊賀線へ乗り換える際の中継地点です。
紀勢本線については、発着駅という立場にあります。3区間先にある津駅で降りると、ここでも伊勢線に乗り換え可能です。また、近鉄名古屋線への乗り換えも簡単に実行できます。
亀山駅の利用率は、かつてとは比べようもないほど落ちているとたびたびいわれてきました。ただし顕著な低下が進んでいたのは1990年代までで、今世紀に入るとその速度は一気に落ちています。1日あたりの乗客数を調べると、2004年からの10年間は2100人台を記録した年がほとんどで、ごくまれに2200人を超えた年が確認されています。
亀山駅の近辺は、介護施設を探しやすい地域とは率直に言って呼べません。駅から数キロ遠ざかったあたりまで、熱心にチェックをする姿勢を持つことが大事でしょう。まずは5キロ以内で、それでも足りないときは7キロくらいに調べる範囲を拡大してみるのも、いい手です。
施設の種類に関しては、グループホームがいちばん多いですがサービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームなども少数であれば見つかるチャンスがあるはずです。