山田上口駅近くに桜の名所あり。グループホームは認知症ケア発達
山田上口駅は、三重県伊勢市の常磐一丁目に位置するJR東海「参宮線」の駅です。駅のロータリーには楠並木が続き、気持ちの良いエリアとなっています。
快速「みえ」は隣駅である「伊勢市駅」発着の列車のみ停車。他は全て通過する為、一日のうちに下り4本、上り1本しか止まりません。ちなみに伊勢市駅は伊勢参りの玄関口。駅のすぐ南側に伊勢神宮があります。周辺は昔から栄えており、伊勢市駅ではJR東海の参宮線と、近鉄の山田線が接続。山田上口駅からも約1.8kmと近いので、お伊勢参りに気軽に行けるでしょう。
1897年参宮鉄道の宮川駅から山田駅（現・伊勢市駅）間まで延伸した際に「筋向橋駅」として開業しました。1907年国鉄の駅となり、1909年参宮線に線路名を制定。1917年「山田上口駅」に改称し、1987年JR東海の駅となっています。
現在は無人の地上駅ですが、伊勢神宮の奉納全国花火大会が開催される日のみ、臨時で駅員が配置されます。ホームには参宮線の松阪・名古屋方面行き上り列車と、伊勢市・鳥羽方面行きの下り列車が停車
駅の北には企業の工場等が広がり、南には伊勢市街地が広がります。駅の東には近鉄山田線の「宮町駅」もあり、交通網の発達した場所です。駅の周辺にはスーパーや消防署、小中高等学校といった施設も揃います。
また、宇須乃野神社・県神社や草奈伎神社・大間国生神社、清野井庭神社、上社・志等美神社・大河内神社・打懸神社等、神社も多い場所です。駅の西には宮川が流れ、その傍には桜で有名な宮川堤も。ここは「日本さくら名所100選」にも選ばれている名所で、春には大勢の花見客で賑わいます。
駅名の由来は伊勢街道（参宮街道）と伊勢本街道の合流点に架けられていた筋向橋。宮川支流・清川あったのですが、今は形だけの欄干が記念に作られています。
最寄りのバス停には三重交通・三交伊勢志摩交通が運行する宇治山田駅前行きや神津佐行き、玉城町役場行き、伊勢学園前経由・トピア経由のイオン伊勢店行き等が停車。路線が豊富で利用しやすいです。
山田上口駅周辺は交通の便が良い場所。ぜひ、エリア内にあるシニア向けの住まいに見学にお越しください。近年、駅周辺にはグループホーム等ができています。認知症ケアが発達しているため、認知症の人も安心です。
