段駅周辺は川や緑が綺麗。夫婦入居可能な住宅型有料老人ホームあり

1面1線のホームには肥薩線の八代方面行き上り列車と、人吉・吉松・隼人方面行き下り列車が停車。鹿児島本線直通快速やいさぶろう・しんぺい、快速「SL人吉」等は通過し、普通列車も上下線共にほとんど止まりません。日中は数時間に1本程度ですので、予め時刻の確認が必要です。
1日の平均乗車人員は2000年度35人、2005年度30人、2010年度16人、2012年度15人となっており、年々減少しているのが分かります。
駅周辺は民家も比較的多く、球磨川の両岸に集落が集中。集落の先には雄大な山々がそびえ、山間を流れる球磨川の近くに建てられた駅です。駅前には熊本県道158号(中津道八代線)が走行しています。川の対岸には国道219号(人吉街道)が通っており、肥後線に並走。158号と219号を結ぶように、球磨川には西部大橋がかけられています。
大橋の近く、駅から500m程の場所には産交バスの「西部大橋」バス停もあり、八代・坂本駅線に乗れるので便利です。九州自動車道も駅の東を走っていますが、駅の近くに出入り口が無く、駅の北方にある八代インターチェンジまで出て、自動車道に乗ることになります。
肥薩線の横を流れる球磨川は熊本県内最大の川で、最上川・富士川と共に「日本三大急流」の一つと謳われています。その水力を利用するべく旧深水発電所も作られました。段駅と南隣である坂本駅との間、列車の車窓から発電所のレンガ造りの建物が見えます。
段駅エリアには住宅型有料老人ホームやグループホームも誕生。住宅型有料老人ホームは入居時の費用0円・月額利用料は数万円から10万円前後です。場所によっては夫婦入居も可能で、カラオケなどの娯楽も充実しています。介護サービスは別料金ですが、生活サポートはありますし、1日の時間を自由に使えるのがメリットです。
また、エリア内にはゲストルームも用意されたホームも現れました。ご家族等が面会に来た時も、ゆっくりお話が楽しめます。
段駅エリアは自然豊かで気持ちの良い場所。自然が大好きという方におすすめです。是非、エリア内のシニア向けの住まいに見学にお越し下さい。満室の場合が多いですが、入居予約が出来ます。見学の際に予約すると良いでしょう。