原水駅エリアは商業施設多数。病院併設の住宅型有料老人ホームあり

原水駅は、熊本県菊池郡菊陽町の大字原水に位置するJR九州「豊肥本線」の駅です。1920年開業。1987年JR九州の駅となり、2012年 からはICカード「SUGOCA」も使えます。
無人の地上駅で、2面2線のホームには豊肥本線の熊本方面行き上り列車と、肥後大津・阿蘇方面行きの下り列車が停車。特急「九州横断特急」は通過しますが、全体の発着本数は多く、上下線共に1時間に1本~4本程止まり、朝の通勤通学時間帯は5本以上に増便されています。
原水駅は菊陽町役場の最寄り駅。駅エリアには病院も多く、菊陽中部小学校や、菊陽中学校など学校も集まる場所。郵便局や聞光寺等も近隣にあります。ふれあいの森公園、菊陽すぎなみ公園「さんさん」など公園もあるエリアで、文化向上を図る熊本県の事業「くまもとアートポリス」で選定既存建造物となっている「鉄砲小路」もできました。
駅のすぐ横を県道337号「豊後街道」が走り、更に南には豊肥本線と平行して国道57号「菊陽バイパス」が走っています。57号に添うように住宅が並び、飲食店や家電量販店、ホームセンター、ドラッグストア等も沿線に集中。特に商業施設は西隣の「三里木駅」側に多く、シニア世代も買物が楽しめるで。
最寄りのバス停は「原水駅前」停留所で、熊本大学経由の交通センター行き等の産交バスなどの南部循環線が発着。平日はセミコン通勤バスのソニーセミコンダクタ方面も止まります。
駅エリアには住宅型や介護付きの有料老人ホームも誕生。中でも住宅型有料老人ホームが多いのが特徴で、病院併設のホームでも入居時の費用0円・月額利用料10万円以下です。訪問診療も受けられますので、介護度が高く、通院が難しい方も安心でしょう。排泄や食事の介助といった介護サポートが別料金なのもあり、基本料が安めなのもメリットです。
一方、介護付有料老人ホームは入居時の費用50万円前後・月額利用料は15万円未満。入居時に少々お金がかかりますが、その分手厚い介護が受けられます。生涯学習や健康増進プログラムといった活動も活発。生き生きと過ごせるホームです。
原水駅周辺は商業施設や公園等があるおかげで生活しやすい場所。豊肥本線に乗れば「熊本駅」まで30分程度で行けるのも魅力です。「そろそろ介護施設を…」という方は、一度原水駅エリアにあるシニア向けの住まいにも、足を運んでみてください。