宮地駅周辺は商業施設あり大自然あり。駅徒歩圏にグループホームあり

宮地駅は、熊本県阿蘇市の一の宮町宮地に位置するJR九州「豊肥本線」の駅です。1面2線のホームを持つ地上駅で、1918年国鉄の「宮地軽便線」の駅として開業。1922年路線名が「宮地線」に変更されました。1987年からはJR九州が継承しています。
本来は豊肥本線における運行上の拠点。肥後大津・熊本行き上り列車も、豊後竹田・大分方面行き下り列車も、大半が宮地駅で折り返していました。しかし、2016年熊本地震災害以降は、上り列車は西隣の「阿蘇駅」止まり。その先は現在休止中です。そのため、西方にある「肥後大津駅」と宮地駅を繋ぐ代行バスが出ている状態です。
震災前までは宮地駅には全列車が停車し、肥後大津駅・熊本駅方面行き列車も多く止まる駅でしたが、今は大分行きの特急「九州横断特急」は阿蘇駅までは運行中ですが、それ以外は宮地駅から豊後竹田駅の間を普通列車が1日5往復する程度。熊本県と大分県の県境に広がる山間部を越える為、元々便数も少ないのが特徴です。
宮地駅周辺は開けており、阿蘇市役所や国税局、労働局等の公的機関も集中。阿蘇市立一の宮図書館もあります。更には、ホームセンター、コンビニ、家電量販店、スーパー、飲食店、ドラッグストア等の商業施設が点在。大阿蘇病院等の病院もあり、宮地駅エリアはシニア世代に良い場所です。豊肥本線が全面開通すれば、熊本駅方面にも出やすくなります。
駅前には駐車場と産交バスの「宮地駅前」停留所も。「肥後大津駅」周辺は学校も多く、代行バスが通学の足となっています。また、肥後大津駅は阿蘇くまもと空港(熊本空港)が比較的近い為、肥後大津駅から阿蘇くまもと空港への無料バス「空港ライナー」も出ています。
駅のすぐ北方を国道57号が走行。大分県道・熊本県道11号「別府一の宮線」も走っており、一部区間が「やまなみハイウェイ」と呼ばれています。その区間は大変綺麗な景色が見られ、気持ちが良いです。
宮地駅から少し行けば、阿蘇神社や仙酔峡、国立阿蘇青年自然の家といった観光スポットも多く、美しい自然も広がります。宮地駅の駅名標にも、阿蘇の自然と仙酔峡のミヤマキリシマが描かれている程です。
近年、宮地駅周辺にはグループホーム等のシニア向けの住まいも徐々に増え、近年は駅徒歩圏にも誕生しています。程良く自然もあり、商業施設もある宮地駅周辺のシニア向けの住まいを見学してみてください。