県立農業大学校の最寄り駅。その先に石川記念病院があります

駅の周囲は、東側を流れる仁淀川と南北の山林地帯に挟まれた一帯です。人家は主に駅の北側に多く建てられてきました。基本的に人口密度が低く、農地などがたくさん残っている土地柄です。
近くで目立つ場所をあげるなら、戦国時代にこの地域で活躍した武将「波川玄蕃頭」の居城の跡地を持ち出すのが妥当でしょう。現在ではわずかな城址しか残っていませんが、この地域の歴史をしのぶよいきっかけを提供してくれます。なお、吾川郡いの町はわしの生産で有名な地域です。このため駅の近くには製紙関係の企業の用地や製紙を研究する施設などが存在します。
波川駅のそばで幹線道路をお使いになる場合は、国道33号線や県道39号線などが近くて使いやすいです。これらの車道を上手にお使いいただくと、国道194号線や県道36号線にスムーズにお乗り入れできます。
波川駅は、JRの土讃線に所属する駅です。管内では、伊野駅と隣接しています。この隣駅から5駅連続で、とさでん交通の伊野線の停留場へのお乗り換えが可能です。そして、これらの駅からさらに数区間お進みいただくと、とさでん交通の桟橋線と接続している高知駅にアクセスできます。
管内で特に重要なお乗り換え場所と呼べるのは、発着駅である多度津駅でしょう。この駅では予讃線へのお乗り換えができます(直通運転が、部分的に実施されています)。また、終着駅である窪川駅まで足を運んでいただくと、土佐くろしお鉄道の中村線へのお乗り換えが可能となります。
仁淀川の向こう側は、特によくチェックしていただいたほうが正解でしょう。月額使用料が安い(15万円以下の施設が珍しくありません、ときには10万円を割ります)グループホームなどを発見できるチャンスがあります。また、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームなどが見つかる可能性もあります。なかなか作業が捗らない場合は、駅から10キロ以上離れた施設にも目を向けていただく必要があるでしょう。