懐かしさと情緒漂う街並みが、まだ残っています
2010年に、プラットホームの延長工事が完了した杉田駅。この工事と合わせて、トイレの設置が行われました。長い間、駅構内にトイレがつくられていない駅として有名でしたが、安心して滞在できる駅に生まれ変わったことになります。多目的トイレも設置されたため、高齢者や身体障害者でも安心して使えます。駅の周囲は、横浜市内では数少なくなった、古い街並みが保存されている貴重なエリアです。寺社仏閣が複数残っていることも、町全体に独特の落ち着きを与えています。そして、商店街が根岸線の新杉田駅方面まで延びています。買い物などがとても便利なことは言うまでもありません。杉田駅から、新杉田駅の方面に向かうと国道16号線に出くわします。駅の付近のほかこの国道沿いにバス乗り場が分散していますが、運営元は横浜京急バスかまたは市営のコミュニティバスとなります。杉田駅は、京急本線の管内にある駅です。エアポート急行を除くと、高速で運行される列車は停車しません。2区間離れた上大岡駅か3区間離れた金沢文庫駅で降りて待つと、かなりの種類の列車に乗れるようになりますが。上大岡駅では、横浜市営地下鉄のブルーラインに乗り換えられるという利点があります。そして金沢文庫駅の次の駅である金沢八景駅では、逗子線と金沢シーサイドラインに乗り換えできる点が利点となっています。もっとも金沢シーサイドラインに関しては、そして徒歩数分で着く新杉田駅で乗ることも簡単ですが。杉田駅の利用率は20年以上前から一貫して上昇しています。1日あたりの乗降客数は、2002年に初めて30000人を超えました。その3年後には32000人を超えています。過去10年間はほとんど変化がありませんでしたが、2013年はとうとう34000人を上回りました。杉田駅の近辺で介護施設を探すなら、駅から1.5~2.5キロくらいの範囲を探すという手が考えられます。施設の戸数や密度はたいしたことはないエリアなのですが、土地の入手などの都合から、そのあたりが比較的施設数が多い地域に最近変わってきたようです。施設のタイプについては、住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホーム、もしくは住宅型有料老人ホームなどが増えている段階だということです。入居コストに関しては、有料老人ホームの場合はどうしても高くなりやすいことは否めません。しかしその場合でも、変動制のことが多いですし、どんな支払い方が合理的なのかよく担当者と話し合うことが大事です。


























