高級住宅街ならではの、高級な老人ホームがそこかしこに

横浜市の南東部に位置し、東部で根岸湾に面する磯子区。
沿岸部分には埋立地がかなり広がっており、住宅地や商業地区が区内全体を通して少なくありません。
しかし、まだ人の手が入らない山林が残る地域もあり、安らぎを得たいときはすぐに、緑地がある場所に行けるというメリットがあります。
高級住宅地や別荘地として長年愛用されてきた地域もあって、リッチな雰囲気を味わえる点も、このエリアのメリットに数えられるでしょう。
交通機関については、根岸線や京急本線、そして金沢シーサイドラインで移動が可能です。
また、首都高速湾岸線の出入り口がとても近い点も、忘れてはならないポイントでしょう。
周囲の区域と同様に、横浜京急バスや横浜交通開発のような路線バスも、よく利用されています。
市内の人口がいまだに伸び続けている中で、磯子区の人口は20年以上前からペースは遅いものの減少を繰り返しています。
特に若年層の移転が以前から懸念されているほか、比較的初期に建造された団地の住民の高齢化も進んでいます。
磯子区の高齢化率は実際に、2010年の段階で25.4%と市全体の結果(19.5%)や神奈川県全体の結果(20.2%)よりも高い結果になりました。
2023年の調査では27.8%となっており、市全体の24.9%と神奈川県の25.4%よりも高い水準となっています。
要介護認定者の増加も、あなどれないスピードであることが頻繁に人の口に上るようになったことは事実で、2023年には8,000人を超えていることが確認されました。
これらの動きに比例するかのように、施設関連のサービスの利用者も増えています。
グループホームや特別養護老人ホームのような、安さで名高い施設を除外しますと、現在の磯子区内で安さが目立つのはサービス付き高齢者向け住宅でしょう。
価格は一定ではないことが多い模様ですが、そのぶん(安ければ)月額使用料が10万円強で間に合うチャンスがある施設を見つけることができます。
有料老人ホームについては、もともと「高級住宅地を含む土地」といった土地柄もあるためか格段に安い施設があるとはいえませんが、月に20万円以下の負担で入居できる施設は現在少数ながら確認されています。
また費用にこだわらなければ、駅に近かったり居室や設備がとてもデラックスであったりと、金額につりあった生活が保証されます。