住み心地がよい土地柄。それに加え評判の介護施設への入居が可能

駅の周辺は温暖な気候が特徴的なエリアです。高齢者の場合は何かと過ごしやすい土地柄でしょう。そして、都会的な喧騒とはあまり縁がない地域ですから、マイペースで暮らしたい高齢者にとってもおそらく不満を覚えずにやっていけるエリアとなっています。
散歩をしたいときは、近くにある長久保公園都市緑化植物園などが適しています。「花のプロムナード」といった設備が用意されており、いつ行っても楽しめるようになっています。なお、本鵠沼駅の前に乗り入れているバスは、主として江ノ電バスと神奈川中央交通に管理されています。
本鵠沼駅は小田急江ノ島線に属する駅です。現在は快速急行が停車しませんし、通常の急行列車についても、6両編成の種類だけが停車することになっています。乗り換え場所を探すなら、すぐ隣にある藤沢駅と、終着駅である片瀬江ノ島駅にまず注目するべきでしょう。
これらの駅では江ノ島電鉄線に乗り換えできます。また前者ではJRの東海道線に、そして湘南・新宿ラインに乗り換えが可能ですし、後者では、湘南モノレールの江の島線への乗り継ぎを実施できます。このほか、湘南台駅も注目に値します。この駅では、相鉄いずみ野線と横浜市営地下鉄のブルーラインが乗り入れています。
本鵠沼駅の利用率は、かなり遅いペースではあるものの増加の最中です。1日あたりの乗降客数は、2004年に10000人を、そして2013年に12000人を突破しました。ただし微減に終わる年が出ることは決して珍しくなく、はっきりとした予測が難しい状態となっています。
本鵠沼駅の周辺は、住民の高齢化が確実に進んではいるものの、来たる超高齢化社会への取り組みについてはまだ改善の余地があるといわれています。少なくとも介護施設の多さについては、まだじゅうぶんではないようです。
もちろんいいところもたくさんあります。今頑張っている施設に関しては、平均してスタッフや設備の質が高く、周囲から寄せられる意見も好意的なものばかりです。とりわけ、介護付き有料老人ホームおよびサービス付き高齢者向け住宅に興味がある世帯にとっては、本鵠沼駅は特に施設を選びやすいエリアに映ることでしょう。