厚木駅エリアは川や公園があり、グループホームは家庭的で価格も安め

小田急厚木駅(小田原線の駅)は東西に長い駅で、駅の東側で南北に延びるJR厚木駅(相模線の駅)と接続。エレベーターや多目的トイレがあり、近年、1階に一般トイレも出来ました。
小田急厚木駅には上りには新宿・千代田線方面などに行く電車が、下りには小田原・箱根湯本方面行き電車が乗り入れます。厚木の夏の風物詩「あつぎ鮎まつり」が有名で、お祭りの時だけは臨時急行が止まる場合も。
小田原線とJR相模線の乗換駅ですが、JR駅のリフォームの際、スロープなども設置しバリアフリー駅としたため、移動が非常に楽になりました。一日の平均乗降人員は小田原線の駅の方が約2.1万人。相模線駅の方が約7千人です。
相鉄厚木線はJR厚木駅の北側で接続。そのエリアは「厚木操車場」と呼ばれています。JR貨物は臨時列車が止まるのみで、定期列車などは止まりません。
小田急の隣駅である本厚木駅と海老名駅周辺には大型商業施設も多く、大変発達した場所ですので、厚木駅周辺には「小田急マルシェ」以外、余り商業施設はありません。バスも厚木駅には乗換用の停留所はなく、隣の本厚木駅の「厚木バスセンター」を利用する人が多いようです。
しかし、駅の周りには綺麗な公園や川があるため、穏やかな雰囲気。駅の西側には相模川が流れ、その川沿いには運動公園や球場、総合体育館があり、市民の運動スポットとなっています。また、駅のエリア内には総合病院や図書館なども。バスと商業施設以外は比較的充実しています。
また、厚木駅エリアは介護施設が多い場所。駅からすぐ近くにも介護付き有料老人ホームが建てられ、料金は入居時の費用0~30~468万円、月額利用料18~26~50万円といった金額で、24時間体制の見守りや細やかな介護・看護サービスもあるので安心。
駅から少し離れればグループホームもあり、料金は入居時の費用15~20万円、月額利用料13万円程度なので入居しやすいでしょう。認知症専門のホームで、認知症の度合いに合わせた対応をしてもらえます。レクリエーションや外出イベントなどもあり、規則も余り無いアットホームさが魅力です。
施設によっては夫婦での入居も可能ですので、老老介護に悩まず、2人で入居するのも一つの選択だと思います。そして、介護付き有料老人ホームは終末期対応の所が多いので、介護度が上がっても退去しなくてすみます。終の棲家としてもおすすめです。