多度津駅は交通の要。サービス付き高齢者住宅はミニ農園等の娯楽多数

四国で初めて国鉄・JRとなった鉄道駅。「四国鉄道発祥の地」記念碑も建てられています。JR貨物としては1971年より定期貨物列車は廃止されていますが、今でも臨時の車両輸送列車が発着することがあります。
「予讃線」と「土讃線」の分岐点で、快速「サンポート」等の全ての特急列車が止まる駅です。土讃線は多度津駅が起点となっていますが、予讃線の高松駅方面へ直通する列車が多数設定されています。本四備讃線(瀬戸大橋線)を経由する普通列車も、全て多度津駅を経て予讃線の観音寺駅や土讃線の琴平駅まで直通です。
現在の多度津駅は車両工場と広い係留線を併設したJR四国の要とも言える駅で、ICカード「ICOCA」も使えます。2面4線のホームには予讃線の丸亀・宇多津・坂出・高松方面行き上り列車と、詫間・観音寺・伊予西条・松山・宇和島方面行き下り列車が停車。土讃線の善通寺・琴平・阿波池田・高知・中村・宿毛方面行きと、瀬戸大橋線直通の丸亀・宇多津・児島・茶屋町・岡山方面行きも止まります。
発着本数も多い駅で、高松方面行きは日中5~7本、宇和島方面行きは日中3~4本程。ほとんど待たずに乗れるでしょう。1日平均の乗車人員は、2006年度2,124人、2010年度1,652人、2014年度1,566人で、年々緩やかに減少しています。
多度津駅は多度津町役場の最寄り駅です。駅周辺には蒸気機関車58685(8620形)や少林寺拳法総本山、多度津港、桃陵公園といったスポット多数。四国霊場第七十七番札所である「道隆寺」もあります。大型ショッピングセンターや病院もある利便性の高い場所です。
駅周辺にはサービス付き高齢者向け住宅やグループホーム等のシニア向けの住まいも誕生。サービス付き高齢者向け住宅は、入居時の費用及び月額利用料(食費込)が10万円台です。完全個室なのでプライベートを確保できますし、全部屋、緊急連絡体制も整っていますから、安心して暮らせます。皆で楽しめるレクリエーションやイベント、ミニ農園でのガーデニングといった娯楽も豊富。充実した生活が送れるでしょう。
多度津駅エリアは交通網の発達した場所。是非、エリア内のシニア向けの住まいに足を運んでみて下さい。