高永山本門寺が、ホームの目と鼻の先にあります

2006年まで、香川県内西部に位置していた旧三豊郡三野町は現在、三豊市の一部です。みの駅は、この旧三野町の中心市街地に位置する駅で、開設されてから40年以上の長きにわたって、「高瀬大坊駅」という名前で運営されてきました。現在の駅名に変更されたのは20数年前からです。
みの駅は、かつて旧三野町の町役場の最寄り駅でした。現在は、この役場は市役所の支所として運営されており、支所の周辺は、人家の密度が高くて、比較的活気に満ちています。
このほか、駅の近くで目立つのは高永山本山寺で、近隣の住民の間では「大坊さん」という名前で親しまれています。狩野常信が残した作品を数世紀にわたって保管していましたが、2012年から県の有形文化財に指定されています。
みの駅の近隣で幹線道路をお探しになる場合は、駅の東方向にある伊予街道を目指していただくのが妥当でしょう。伊予街道を介して、高松自動車道へのお乗り入れが簡単に実現します。駅前にてご利用になれる路線バスは、市営のコミュニティバスです。
みの駅は、JRの予讃線に所属する駅です。快速列車の「サンポート」が停車する駅に含まれており、3区間お進みになると、多度津駅に到着します。多度津駅では土讃線へのお乗り換えができます。
多度津駅の3~4区間先にある宇多津駅・坂出駅では、本四備讃線への乗り換えが可能で、坂出駅から先は、発着駅である高松駅まで乗り換えられません。高松駅まで出向いていただくと、高徳線と高松琴平電鉄の琴平線を利用できます。
みの駅は、40年以上昔から無人化されています。駅の利用率は低いですが近年は安定しているようです。過去10年間の、1日単位の乗客数は、200~300人の間になります。
みの駅を基点として介護施設をお探しになる場合は、駅から10kmくらいのエリアを、次いで15kmくらいのエリアを…といった具合に見ていくほうが、おそらく時間を無駄にしなくて済みます。