車が必要な事例が多いものの、住み心地はいい施設が主流です
村崎野駅の歴史は、信号場だった時代を含めるとかなり長く、90年を優に超えるほどです。しかし正式の駅に昇格したのは終戦まで待たなくてはなりませんでした。数十年もの間、貨物運搬が続けられてきましたが、今から約30年前に廃止されています。それと同時に北上駅に管理されることになりました。
昨今の村崎野駅は駅の運営が業務委託されたばかりであり、窓口業務がどんどん縮小されるなどサービスの簡略化が進行しています。もっとも今世紀に入ってからの利用率は、特に下がっているわけではありません。1日あたりの乗客数を算出すると、800~1000人の間で推移しています。2010年以後は、ときどき900人を超える計算結果が出ることがあります。
駅の周辺は、大通りなどに沿う形で細々と宅地がかたまっている印象です。数十年前に開発された工業団地などがまだ現役で残っています。北上川は駅の東側に位置していますが、その河川敷に近づくと緑が深い市立公園にアクセスできます。
村崎野駅を出て西方向にしばらく直進すると、やがて国道4号線に出くわします。県道でいちばん近いのは151号線ですが、この車道に沿って東側に進むとじきに39号線にぶつかります。
村崎野駅は、JRの東北本線の管内にある駅です。快速列車などが停車しない駅のひとつです。しかし両隣にある駅はどちらも快速が止まる駅です。特に花巻駅は、2種類用意されている快速の両方が停車する駅です、また、釜石線への乗り継ぎ地点としてもよく利用されます。
もうひとつの隣駅は北上駅ですが、この駅では東北新幹線および北上線の利用が可能となります。北上駅から40キロ以上進むと一ノ関駅に着きますが、この駅では東北新幹線のほか大船渡線の利用が可能です。
村崎野駅を起点として介護施設をお探しの場合、駅から5キロくらいの範囲をまずは対象範囲としてみましょう。駅から歩いて10分くらいの施設に遭遇できますが、基本的に駅の近距離にて入居先を確保することは楽ではありませんし、駅からの方角などもはっきりとした傾向はみられません。納得できる結果をなかなか得られないときは、探す範囲をすぐに拡大するのが無難でしょう。
グループホームやサービス付き高齢者向け住宅を中心に探すことが大切です。地価が高い地域ではないため、入居料金が高くつくケースはあまり目立ちません。月々の負担額が10万円前後で済む可能性は高いでしょう。








