かほく市は大型商業施設もある街。ブドウ等の果物も美味しい

かほく市は、石川県中部の街で、河北郡の津幡町や内灘町、羽咋郡の宝達志水町と隣接。
市内には宝達山や菩提寺峯がそびえ、宇ノ気川や大海川が流れます。
古来、能登地方と加賀地方を結ぶ街道が通っており、江戸時代は宿場町として賑わいました。
現在の市域は加賀国と能登国に跨り、箕打・黒川・瀬戸町・二ツ屋・学園台等は、昔、能登国だった場所です。
2004年七塚町、河北郡宇ノ気町、高松町が合併して成立。
かほく市エリアの人口は1970年3万2,225人、1990年3万4,207人、2010年3万4,651人、2015年3万4,219人…となっており、安定しています。2023年には3万5,931人とやや増加していることがわかります。
ゴム紐など、繊維関連の製造が盛んだった街で、現在はコンピュータ関連の事業が活発。
イメージスキャナの生産は世界でもトップクラスです。
また、市内には大きな砂丘がある為、砂丘を活用してスイカやブドウ等の果樹栽培を積極的に実施しています。
交通機関としては、のと里山海道が白尾IC、高松IC、県立看護大ICから乗降可能。
白尾IC は地域高規格道路である月浦白尾インターチェンジ連絡道路に繋がっているので便利です。
市内には月浦白尾インターチェンジ連絡道路に連結する「津幡バイパス」や国道471号といった一般道も発達。
鉄道としては、JR西日本の七尾線が宇野気駅、横山駅、高松駅から利用可能です。
市の中心駅は「宇野気駅」で、全ての普通列車だけでなく、特急列車の一部も止まります。
かほく市では、北陸鉄道グループバスが市内外を巡る路線バスを運行中で、石川県道8号を中心に、内灘駅、兼六園下等へ向かうバスも発着。
市内には特急バスは止まりませんが、能登有料道路の高松サービスエリアに特急バスの停留所も設置されています。
さらには、「かほく市営バス」が高松駅を中心に各地区を巡回していますし、無料で福祉施設等を巡る「福祉巡回バス」も平日の指定曜日に運行されています。
市内には、小中学校、石川県立看護大学、かほく市立図書館等の公共施設も充実。
観光スポットとしては、八幡神社、賀茂神社等の神社仏閣、気屋遺跡、上山田貝塚といった遺跡や、石川県西田幾多郎記念哲学館、七塚七福神センター等があります。
商業施設としては、複合映画館や130ものショップ・飲食店のある「イオンモールかほく」が有名で、北陸3県でも最大規模の商業施設です。
また、特別養護老人ホームやグループホームといったシニア向けの住まいも誕生しました。
グループホームは畑が耕せる中庭や、おしゃべりに花が咲く談話室のあるホーム、気軽に生活相談などができる相談室のあるホームなどがあるのでオススメです。