鹿島アントラーズのホームスタジアムの最寄り駅
鹿島サッカースタジアム(臨)駅はもともと、鹿島臨海工業地帯への貨物運搬を目的としてつくられた駅でした。創設されたから20年以上の間、貨物専用の駅として運営されてきましたが、今から20年以上前のJリーグの発足が、この駅の運命を一変させます。
県立カシマサッカースタジアムがちょうどオープンしたばかりの時期でしたが、この会場への観戦客が使える旅客駅が見当たりませんでした。そこでこの駅が、試合が開催される日にのみ一般旅客駅としての営業を実施することになったのです。
2002年のワールドカップの際は、この駅にもおおぜいのサッカーファンが訪れました。カシマサッカースタジアムは、南側でカシマスポーツセンターと隣接しています。さらに南下すると、やがてカシマバイパスの東側を中心に集落が続く地帯に突入します。
このほか県道242号線や255号線が近くに敷設されています。バスの運行に関しては、高速バスや臨時のシャトルバスが目立ちます。一般の路線については、市営のコミュニティバスのサービスが存在します(実際の運行は、池田交通に委託されています)。
鹿島サッカースタジアム(臨)駅は、JRの鹿島線と鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線が交差する駅です。鹿島線の管内では、10キロ以上移動すると成田線と接続する香取駅や佐原駅が出現します。大洗鹿島線の管内では、発着駅となっている水戸駅まで行くと常磐線および水郡線への乗り継ぎが可能となります。
鹿島サッカースタジアム(臨)駅は、限られた時期しか一般乗客がやってこない駅です。それでも利用率の調査は随時実施されてきました。1日平均の乗客数の推移を確認すると、徐々に低下している様子がうかがえます。最後に600人以上を記録していたのは2003年、500人を上回っていたのはその5年後のことでした。
鹿島サッカースタジアム(臨)駅を基点として介護施設を探すときは、人家が集まる地区が制限されていることに注意しながら、検索してみましょう。駅から少なくとも1キロは離れる必要があります。また、最初のうちは4~5キロくらいの範囲で区切って、ご希望の施設がない場合は8キロに距離をのばしてチェックしてみましょう。
施設のタイプに関しては、グループホームや住宅型有料老人ホーム、それからサービス付き高齢者向け住宅などで占められている模様です。月額使用料は、数万円~10数万円の施設がわりと見つかりやすいでしょう。








