学生と一般市民が、自然にふれ合える土地柄です
「西神ニュータウン」への入居が本格的にはじまったのは1980年代に入って間もないころでした。住宅街としてだけでなく、さまざまな施設をまとめて誘致したところに特色があります。その一環でスタートしたのが「神戸研究学園都市」という文教施設の一種の集合体でした。学園都市駅が、この都市内に建設されたのは今から30年ほど前のことです。学園都市駅は、通学者が日常的に立ち寄る駅としてずっと使われてきました。特に、兵庫県立大学や神戸市外国語大学、トヨタ神戸自動車大学校や県立伊川谷北高校などがその代表となる文教施設です。もちろん住宅街も近くに形成されていますし、駅前には住民や学生・教職員の生活を支えるために誘致された商業施設が並んでいます。学園都市駅の近くの幹線道路は、神戸淡路鳴門自動車道がいちばん近いでしょう。駅前に置かれたバスターミナルでは大量の路線バスが発着しています。山陽バス・神姫バス・市営のコミュニティバスなどが、それらの運行を担当しています。学園都市駅は、神戸市営地下鉄の西神・山手バスの管内にある駅です。乗り換えが可能な駅は、かなり多くあります。海岸線への乗り換えは三宮駅および新長田駅でできますし、神戸電鉄の有馬線への乗り継ぎは湊川公園駅および谷上駅で実施できます。手近なところに的を絞るなら、4区間先にある板宿駅では山陽電鉄の本線への乗り継ぎが可能です。また新長田駅は海岸線を除くとJRの山陽本線と接続しています。学園都市駅の利用率は、どちらかといえば安定しています。過去20年以内における1日あたりの乗客数を振り返ると、18000人台という計算結果が出ている年がほとんどです。例外的に、2010年およびその翌年は、18000人を下回りました。また2001年は19000人を超えています。学園都市駅の周囲に立地する介護施設に入居をお考えの場合、駅から3キロくらい離れたあたりまでを最初の対象範囲にしてはいかがでしょうか。駅から歩いて数分といった、非常に立地条件に恵まれた施設は若干であれば存在します。施設の区分に関しては、介護付き有料老人ホームの存在感が比較的強いですが、住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅のような区分も徐々に声望を高めているところです。入居料金は、平均して高めに設定されていますが変動制を導入しているところばかりですから、シミュレーションを繰り返してベストの支払い条件を探り出すことが大事です。




















