「関西の軽井沢」と呼ばれてあこがれの的だった場所です
2010年代に入ってから、構内や周辺がどんどん生まれ変わっている鈴蘭台駅。すでにバリアフリーと関連する施設の増設や新しい改札口の開放などが実行に移されました。現在は、駅ビルのリニューアルが進行しているところです。鈴蘭台駅は県道16号線や52号線、197号線などに近い駅です。付近にて設営されているバス停留所には、阪急バスと神鉄バスの路線がやってきます。かつて鈴蘭台駅がある場所は、どちらかといえば避暑地というイメージが強かった場所ですが、近畿エリアで指折りのステータスを持つ住宅地でした。その面影は、今でも町のあちこちで確認できます。戦後は団地としての開発が推進されたため、その後に人気を集め人口の大半を占めています。駅の周囲はこうした古くから残る住宅地や商業地のほか、中小企業のオフィスや拠点などが林立しています。なお、北区役所に近い点は大きなメリットになるでしょう。鈴蘭台駅は、神戸電鉄の路線が2種類乗り入れる駅です。有馬線の管内で見ると、快速以外の全列車が停車する駅に選出されています。3区間先にある谷上駅は、北神急行電鉄の北神線と接続しています。その反対方向に7キロ以上進むと湊川駅があります。この駅は神戸市営地下鉄の西神・山手線と接続しています。粟生線の管内では、発着駅という立場になります。乗り換えができる駅は終着駅である粟生駅のみ。粟生駅までは30キロ近く距離がありますが、JRの加古川線や北条鉄道の北条線を利用できる駅です。鈴蘭台駅の利用率は、過去10年間は大幅な変化は起こっていない模様です。厳密にいうと、やや低下しているという見方も成り立ちます。1日あたりの乗客数は、2007年までは11000人以上でしたが、その後は一貫して11000人を割っている状態です。鈴蘭台駅を起点として介護施設を探すなら、駅から近い場所ばかりにこだわることはあまり推奨されません。施設の密度が高まるのは、駅から4キロ以上離れたあたりからとなるようです。ちなみに施設の区別に関しては、サービス付き高齢者向け住宅の割合が非常に高くなっている状況です。住宅型有料老人ホームや高齢者住宅などに暮らせる機会も多少は増えていますが。入居料金については施設ごとにバラバラです(変動制が主流となっています)が、月額使用料や入居一時金を20万円以下におさえられる施設を見つけることは難しくなさそうです。























