尾上神社や鶴林寺、今福厄除八幡宮などがある地域
尾上の松駅の名前の由来は、駅から南東方向に10分近く歩くと現れる、尾上神社にあります。境内には「相生の松」と呼ばれる松の木が大切に手入れされています。現在は5代目となっていますが、天然記念物の指定を受けたほど荘厳で独特の味わいを持つ樹木でした。このほか、駅から北東方向に1キロほど進むと、鶴林寺に到着します。この寺の名前は、尾上の松駅の副駅名に採用されています。鶴林寺は、公園化されているため樹木の数が多く、この界隈では貴重な存在です。またこの寺院は、尾上の松駅から見ると市役所の少し手前に立地しています。寺社仏閣などがやや目立つことを除くと、尾上の松駅の周囲は市街地になっています。ちなみに駅の近くを走る県道19号線に沿って北上すると、やがて加古川温泉を満喫できる施設が目の前に現れます。尾上の松駅は国道250号線や718号線にも近い駅。県道79号線や129号線、210号線や386号線にもアクセスしやすい位置にあります。尾上の松駅は、山陽電鉄の本線に所属する駅です。近い範囲には、よその鉄道と接続している駅が残念ながら皆無です。このため、乗り換えしたいときは少なくとも10数キロは移動しないといけません。ただし隣接する高砂駅で一時下車して待てば、3種類の特急列車を乗車できます。終着駅方面に10区間進むと、飾磨駅があります。この駅では網干線への乗り継ぎが可能です。そこから3区間進めば終着駅である山陽姫路駅に着きます。山陽姫路駅ではJRの各線(姫新線・播但線・神戸線・山陽新幹線)を利用できます。尾上の松駅の利用率がピークに達したのは、1990年代のことでした。1999年を最後に、1日あたりの乗客数は2000人以下に減っています。今世紀の初めに、1800人以下に落ちたことがありましたが、過去10年間に限ると、ほとんどの年で1900人以上という安定した計算結果が出ています。尾上の松駅の界隈で介護施設を探すときは、駅から3キロくらいの範囲を入念にチェックしてみましょう。駅から至近距離の位置にて開業している施設は若干数ならすぐに見つかります。施設に遭遇する頻度が高まるのは、おそらく駅から1キロを過ぎたあたりからでしょう。民間の施設の種類に関しては、介護付き有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホームあたりなら見つかりやすいと思われます。月額使用料については、20万円以下の事例がよく見つかるのですが、入居一時金となると施設間の差が激しくなります。















































